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幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

お疲れ様でした。

千葉ロッテマリーンズ堀幸一選手が、現役引退を発表しました。


堀幸一選手 引退のお知らせ ~ Marines公式ページ

http://www.marines.co.jp/news/detail/6219.html

ロッテ・堀が現役引退=プロ野球 ~ 時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date1&k=2010120200389

結局、41歳という年齢が引っかかって、どの球団も獲得に躊躇してしまったのでしょうね。

でも、今年も1軍出場機会はありませんでしたが、2軍ではちゃんと上へ上がってもおかしくない成績を残していましたし、無理に引退させる必要は、無いと思うんですよね。

世代交代云々を言われますけど、年俸の安い若手だけでプレーすれば良いっていうものではないんですよ。プロ野球のチームでも普通の企業でも同じです。もちろん、社会一般でも同じでしょう。フルに安く働ける人間しかどの企業も雇用しなくなったら、社会はどうなってしまいますか?年齢を重ねた人は年齢を重ねたなりの経験を生かし、次の世代へ伝えて行く・・・そういう発想が、マリーンズに限らずなくなって来てしまっていることが、悲しいですね。

そういう私の勤務先もとてもいびつな年齢構成です。元々が親会社のリストラの受け皿でスタートしていますから、社員の7割強が所謂“団塊の世代”で、ここ数年、定年退職を迎える人のラッシュが続いています。昨年・今年と大幅に修理取扱台数が落ち込んでいますけれど、この大量定年のおかげで人件費が圧縮されているので、何とか赤字転落せずに済んでいる・・・という副次効果も生んでいますが、それよりも年齢構成を考えない会社の人員というのは、どこかで破綻してしまいますよ。現にうちの会社も人件費が圧縮されたのは良いですけれど、中間管理職がごっそり抜けてしまって現在はマネージャー職がまったくがら空きの状態です。全社に指示を出しても伝わらない・徹底されない・守られない・・・会社は人間と同じ生き物ですから、偏った人員構成ではどこかに必ずしわ寄せが来てしまうのです。

マリーンズでも引退選手の処遇は、球団の意向に従えばそれなりに扱ってもらえているようですが、本人の意思を通そうとすると掌を返すように冷たい対応になります。これでは、今の若手も「明日はわが身」と、球団への愛着なんて持てなくなってしまうでしょうね。

もちろん、球団経営上ベテランの高額年俸がネックになることは理解します。NPBの規定もあって、そう簡単には前年年俸を大幅に下回る契約改正も出来ないというのもあるのでしょうが、こういうところは球団側も選手も歩み寄って、「現役続行して欲しいけど、こういう条件になるよ」などと大幅の減俸提示してでも現役続行という選択肢を持つことは、出来ると思うのです。

ゲームの終盤の緊迫した場面で、ここ一番を乗り切る為に必要なのは、技術でも才能でもなく、経験がモノを言います。私には今回の幸一への対応(この球団は幸一に限った話でもないですけど・・・)、を見ていると、そういう伝承の部分で、「本当にどこまで野球を愛し、大切に思っているのだろう」と、疑念を抱かずには居られません。

球団は、現役引退に際してフロント入りを提示しているようですけど、これで「一丁上がり」で、本当に良いのでしょうか?
何だか本当にすっきりしない引退発表ですが、ともあれ堀選手には、「お疲れ様でした。今まで素晴らしいプレーを見せてくれてありがとう」と、お礼を言いたいです。
VPS

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