幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

いったい。

この大雪は、いつまで続くのでしょうか・・・。

大雪の北陸、車150台が13キロ立ち往生 ~ ヨミウリ・オンライン

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110131-OYT1T00187.htm?from=top

年末年始の帰省で実家を後にしてから、ずーっと雪が降り続いています。私が生まれた昭和38年豪雪を髣髴とさせるような降り方です。

昭和38年1月豪雪 ~ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C38%E5%B9%B41%E6%9C%88%E8%B1%AA%E9%9B%AA

雪にあまり馴染みの無い方はご理解いただけないかと思いますが、雪がたくさん降って困る一番のことは、「雪かきした後の雪の捨て場」です。こんなに降ってしまうと解けるより先に積もるので、正に“埋もれて”しまうのです。

私の実家も、2001年冬に同じような状況になりましたが、屋根から落ちてくる雪と除雪で行き場を失った雪とが溢れてしまって、家の窓全てが雪で塞がってしまったそうです。
こうなると家の中では昼だか夜だか分からなくなってしまいます。玄関や勝手口、そして風呂場は何とか外が見えますので窒息することは無いですが、家全体が冷蔵庫の中に入ってしまったような状態ですから、寒さが心配です。何しろ、年寄り二人ですから・・・。

それに、これは実家に限ったことではありませんが、雪かきというのはかなりの重労働です。私のように片腕が不自由な身体では、北陸の湿った雪をスノーダンプで除雪することは出来ません。そのくらいの重量です。どの街も若手は都市へ移住してしまい、残された年寄りばかりでは、除雪が充分に出来ず日常生活もままなりません。自治体で除雪しようにも働き手の少ない地方では税収も限られ、予算も充分には取れませんから雪が多くなったからと言ってすぐには除雪の回数を増やす予算も取れないのです。

もしこの状況で両親に何か起きて、実家へ帰ろうにも鉄道も道路もダメという状況では、どうにもなりません。北陸の鉄道や道路が麻痺するのですから、それはすごい雪の量です。関東で10センチ積もって交通が麻痺するのとは訳が違うのです。

この“石川みち情報ネット”でも、通行止めの表示が溢れています。

石川みち情報ネット
http://douro.pref.ishikawa.jp/wire/main.html

地図上のカメラをクリックすると、現在の状況がほぼライブで見ることが出来ます。その雪の量に驚かれるのではないでしょうか。私自身が信じられないくらいの量ですから。雪だるまのマークの下に分数のような表示がありますが、その下の段(分母にあたるところ)がこれまでの積雪量、上の段(分子にあたるところ)は現在降っている量の表示です。

このカメラが一番実家近くでしょうか・・・
中能登町 金丸(かなまる)
http://douro.pref.ishikawa.jp/wire/servlets/WebGIS.WebGIS_Details?SiteKind=8&SiteID=703&DateTime=&FontSize=-1

こうなると、離れた身では本当に歯がゆいですね。私の場合、近くに居たからと言って私の身体自体は使い物にならないんですけれど・・・。

とにかく、雪の止むことを祈るばかりです。
VPS


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