幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

企業姿勢。

東北地方・太平洋沖地震での被害の甚大さから、いつもは分からない・表に出ないようなことが見えてきて、特に消費者になじみの深い製品を提供している企業には、応援する気持ちが余計に強くなったり、しますね。


まずは、お茶など清涼飲料水の伊藤園。震災後3日で被災地に60万本もの飲料水を提供したとのこと。

伊藤園 震災後3日で被災地に60万本飲料水提供できた理由 ~ NEWSポストセブン

http://www.news-postseven.com/archives/20110403_16432.html

伊藤園のホームページでも、リリースが出ています。
http://www.itoen.co.jp/info/110314.html

私は、以前の同僚でこの伊藤園から転職してきた人が居て、その時に伊藤園の製品に対する姿勢とか社内のことを詳しく聞いてから、すっかり伊藤園のファンになっていました。それ以来、お茶系飲料を買うときは必ず伊藤園を買っています。キリンやコカコーラの製法は、エキスを抽出してそれを水で希釈する(こちらが主流らしいのですが・・・)ので味が変化してしまい、いきおい添加物系で味を「調整」せざるを得なくなってしまうそうで、それを「邪道」と考える伊藤園は、普通にお茶を淹れるように自然に抽出して作っている唯一のメーカー・・・とのことです。

そんな製品に対するこだわりも、何だか納得してしまうような対応です。

次は、自社工場も被災し生産再開見通しが立たないというのに、在庫を寄付してしまった企業です。
仙台銘菓「萩の月」 メーカーが避難所へ大量提供する ~ NEWSポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20110403_16235.html

仙台のお土産といえば、私は「萩の月」を必ず買って帰るのですが、その製造元の菓匠三全も、震災で多大な損害を被りました。にもかかわらず、「仙台を代表するお菓子だから、少しでも皆さんのお役に立ちたい」と、在庫1万1500個を避難所へ提供したとのこと。

こちらは3月28日に、ようやく一部営業再開したそうです。
菓匠三全ホームページより
http://www.sanzen.co.jp/topics/20110328_000494.html

どちらも、こういう状況下でこのような活動の出来る企業で働いていらっしゃる方は、幸せですね。
震災の被害があり、またせっかく上向いていた景気も震災後の復興の為に消費意欲が減退し、どちらの企業も状況としては相当厳しいと思います。そんな中でもこういった活動の出来るこの両社に、心の底から応援したいと思った次第です。
VPS

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