このブログ、始めた後でしたね。今の会社へ入社したのは。6月30日、無事“卒業”しました。
いやしかし、酷い会社に成り下がったものです。役職者は社長の顔色ばっかり伺っていて、肝心の市場対策はまったくなし。
現場の有望な人への投資もしない。辞めるといった人の引きとめもしないし、辞めれば固定費が減るって喜んでる。(まるでどっかのプロ野球球団と同じw)
だから入社以来、販売実績が右肩下がりなんですよ。
でもまあ、無駄にはなったけどこれまで2度も、私の仕事で危機的状況からのリカバリショットが打てたから、自分なりには満足をしています。
ひとつは、林檎以外の柱を育てること。
去年、その会社からの仕事がM&Aで打ち切りになり、今ではすべての業務が終了しちゃったけど、それまでは林檎とほぼ同じ額を売り上げるところまで育てたし。これは自分の営業姿勢に確信が持てて、正直嬉しかった。
もうひとつは、打ち切り寸前の林檎工場の立て直し。
志半ばで妙な責任をすべて負わされる羽目にはなったけど、後を継いだ部下が本当に良くやってくれた。私の整地した後を、きちんと意図を汲んで育ててくれた。
今日私の退職に当たっても、真っ先に連絡をくれて、「工場へ呼んでくれてありがとうございます。成長出来たと自分でも満足しています」と、感謝の言葉をくれた。
礼を言うのはこっちのほうだよ。こんな厳しい上司など今のご時勢殆ど居ないのに、本当に良く着いて来てくれた。何度も君を怒鳴り飛ばしたけど、それでも君はその「意味」をきちんと感じ取ってくれていた。
ありがとう。君の成長は私が何かした訳じゃない。自分で勝ち取ったんだ。
この会社で、本当に経済的にはどん底まで追い込まれた6年だったけど、出会えた人・次に繋がる力を、私は得ることが出来ました。
あと何年宮仕えが出来るかは分かりませんが、この身体の続く限り、一所懸命に働きたい。
今は家では誰もそう言ってくれる人が居ないので・・・(笑)自分で自分に「卒業おめでとう」。