幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

賠償。

今年の7月から、JR総武線快速新小岩駅で続いた飛び込み自殺ですが、「現代ビジネス」でこんな検証記事が書かれています。

JR新小岩「死を誘う危険な駅」の秘密 ~ 現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/22121

私にとって新小岩駅は、かつての通勤路線の通過駅でしかありませんので、そんなにホームを使用したことはないのですけれど、それでも快速線のホームを通過する特急電車のスピードは、確かにちょっと恐怖を覚えます。お隣の市川駅は通過用のホームがあるのでスピード出してもさほど影響は無いでしょうが、新小岩駅は確かに成田エクスプレスの車両が更新されて横幅が増えたら、ホーム側に電車がはみ出して通過する状況になるでしょうね。

しかし、人身事故で電車が止まる度に思うのは「死んでまで人様に迷惑かけるんじゃないよ」ってことでしょうか。亡くなった方を責めるのは、死を選ぶほど切羽詰った状況なのでしょうしちょっと憚られる様な気もしますが、自分が死んだあとのことも、少しは考えて欲しいですよ。

轢いてしまった運転士・・・

運悪く飛び込んだ身体が跳ね返って、何かを壊したり関係ない人を怪我させたり・・・

後片付けをする駅員さん・・・

電車が止まって会社に遅刻したり、商談に遅れたり、保育所のお迎えに遅れたりする人々・・・

そして何より、残された家族の方・・・

でも、この記事の現代ビジネスでは割とまともな記事書いていますけど、こっちはいただけません。

ホームに飛び降りた男性の気になる処罰 ~ ゲンダイネット

http://gendai.net/articles/view/syakai/133009

まあ、お里が知れるって言うか、どうしてここまでソースのないことを適当に書けるのか、ライターの頭の中身をかち割って覗きたい衝動に駆られます。

JRを含めた電鉄会社各社では、基本的に遺族の方への賠償請求は行っていないのです。何故ならば、個人で何の保険の適用も受けられないことで莫大な賠償額を払えないのが分かりきって居るからです。

JR九州で飛び込み自殺急増、防止へ損害賠償請求方針 ~ ヨミウリ・オンライン

http://kyushu.yomiuri.co.jp/entame/railway/news/20100519-OYS8T00673.htm

とはいえ、こう安易に飛び込み自殺をされると、鉄道会社の被害も運行遅延だけではなく設備・車両の損傷や清掃経費など安いものではないですから、抑止力の意味でも方針を変えるべき時かも知れません。
そして電車を止めた損害は、遺族などに請求が及ぶことも、しっかりアナウンスする必要があるんじゃないでしょうか?

でも本当は、人間死ぬ気になったら何でも出来るって、私は思うんですけどね。
VPS

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