今朝、もうちょっとで自宅を出ようか・・・と言うところで、テレビでは聴きなれない名前が、テロップで流れた。
柳ジョージ。
“和製クラプトン”柳ジョージさん死去…63歳 ~ スポニチ・アネックス
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/10/14/kiji/K20111014001816330.html
柳ジョージ ~ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8
そんな時って、殆ど訃報。そんなことじゃ聞きたくなかったけど、突然流れたその名前は、やっぱりジョーちゃん。
僕とは違う世界に行ってしまったことを、伝えるニュースだった。
もう、無理だとは分かっていても、迷いながらも、断ち切る為に大学を中退して、最後に音楽に賭けてみようと思ってた。
馬鹿げた、身の程知らずの賭けだったけど、「それでも、続けるしかないよ。好きなんだろう?やりたいんだろう?」そんな声が、聞こえてきた。
酒も、呑んだ。ほんとに浴びるほど。
つっぱってる様で、実はシャイ。
でも、唄は、本物。泣けるって安っぽくて使いたくないけど、ジョーちゃんの唄は、本当に、泣ける。
ジョーちゃんみたいな声になりたくて、「酒を飲めば声がしゃがれる」って聞いて、無理やり飲んでた事もあったよ。若かったね。
多分、飲んでる量はジョーちゃんに負けてないけど、僕の声は、変わらなかった(笑)。
Johnが死んで、何だか心に埋められない穴が開いちゃってから、初めて背中をおっかけたいって思ったのが、ジョーちゃんなんだ。
「敗者復活戦」は、僕のバイブルだった。
大学の頃、バイトしてた船橋の駅ビルのレストラン、そこのマネージャーもジョーちゃんのファンで、「プリズナー、良いよな、あの歌大好きなんだ」って、言ってたっけ。
僕も、この曲一番ジョーちゃんらしいって、思うよ。
こんな風に、唄えるように、なりたいよ。
もうちょっとしたら、僕も行くから待ってて。こっちでは会えなかったし。
今日は、今晩だけは、泣かせてよ。