まだ6月だというのに、台風直撃が続きますね。
雨になると必要なのが傘ですが、日本ではいったいどのくらいの傘が売れているのでしょうか?
http://www.ntt.com/bizit/eco/introduction/vol22/page2.html
↑こちらのページによると、日本で買われる傘は、年間1億3千万本とのこと。数字的にいうと、ほぼ日本人の一人が1本以上、毎年傘を購入していることになります。
しかも、このうち約6,000万本がビニール傘で、さらにその中の80%が1年以内に捨てられてしまう・・・とのこと。
このところ、強風を伴った雨が降ると、駅周辺のゴミ箱が大変なことになっています。
この“後処理”って、どうなっちゃうのでしょう?
【ゴミはゴミ箱に】台風後の東京でビニール傘の墓場
http://togetter.com/li/323948
ゴミの処理は、現在でも手作業が殆ど。ビニール傘は金属とビニールを分けないと焼却や溶解が出来ませんが、6,000万本の80%、4,800万本を手作業解体するとなると、莫大な経費と時間がかかります。
現在はこういった廃棄物はすべて埋め立てしているとのこと。こんなことやっていたんじゃ、東日本大震災の被災地のがれきも、処理出来ないですよね?
私たち一人ひとりのレベルで出来る事はというと、強風の時にはビニール傘は使わない(というより傘は使わない)ことでしょうか。
私も、腕が不自由で元々傘がさせないですから、風が強くなると廃棄しなきゃならなくなる傘は使わずに、雨合羽でも買おうかな?
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