5年近くにまで及んだ、“悪魔”との闘い。家も貯金もすべて捨てて、やっと息子との平穏な生活を取り戻しましたが、同居期間中に捨てられてしまっていた私のものも含め、息子への記念品も同じ運命をたどっていました。
息子の誕生時に記念として、まあベタなんですけれどロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートを買いました。
誕生時のメモを挟んで。
イヤープレート ~ ロイヤルコペンハーゲン公式ページ
https://www.royalcopenhagen.jp/goods_list/goods_list_2.php?called=category&vctg_no=209
それを、私もいけないのですが持ち出すのをすっかり忘れてしまっていたのです。
離婚裁判中にその事実に気付き、返すよう求めましたが「そんなものはない」と言うのです。一事が万事、その調子なのでまあ嘘をつかれることは予想しておりましたが、大事な記念で買ったものですからそれだけで済ます訳には行きません。
裁判が和解で決着した時に要求して私の仕舞った場所を確認させるよう求め、これは相手の弁護士も認めました。
おそらくですが、オークションで処分したのでしょう。
影も形もありませんでした。
なんとか1994年のイヤープレートを・・・と探しておりましたが、限定のものですので中々ありませんし、あっても恐ろしく高くて手が出ませんでした。
自宅を、人が増えても大丈夫なように“改装中”でレイアウトを変えていましたが、予算は限られているのでリサイクルショップへタンスを探しに行ったところで、偶然見つけたのです。
他の方が買ったものでしょうが、売られているくらいなのでそんなに記念品の意味合いはなかったのでしょうね。お店によっては数万の値段がつくものなのに、ずいぶんとお手ごろの値段で手に入れることが出来ました。
私が息子に買ったものは、今頃誰がどこで所有しているのかは分かりませんが、同じものがなんとか手に入り、こんなものをお前が生まれた時に買っておいたのだと、息子にも伝える事が出来たので、まあ、奪還作戦成功としましょうか。