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幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

立て直し。

久しぶりの「読み物」エントリーです。

私の今のタクドラの仕事は、本当に時間がありません。私の勤める会社の場合ですが、3出番1公休のサイクルですので、出番の後の明け番は体調維持に必死で、睡眠時間の確保と、次の出番へ向けての体調調整でとても読書に時間を取る気になれず、週に1日だけの公休日は共働きの買い出し日でもあるので、中々まとまった時間は取れません。

この本も、昨年の10月に買ったのに、読んだのは今日(笑)。私が読めない間に奥さんはもう何度も読んじゃっています。サラッとした内容と、わかり易い表現で気楽にサッと読めるようで・・・。

今日は買い出しも早めに済んで、午後だいぶまとまった時間が取れましたので、ようやく「読もうかな?」と手に取りました。仕事柄風俗で働く女性にご乗車いただくことはあっても、ボーイさんはないですから、どんな仕事なのか興味はありました。でも、ソープの女性から仕事の内容は聞いていましたので、書かれている内容も「そうだろうな・・・。こんなものだよな」と納得いくものです。

給料はほぼフルコミッション(仕事を休めば給料が減ります)上下関係(先輩後輩)も厳しく理不尽がまかり通ってしまうのも、私が今生業としているタクシードライバーの世界に近いものを感じてしまいました。そして“下手な人間としてのプライド”なんて持っていたら、それこそ馬鹿らしくて続けて居られない仕事でしょう。はっきりと「家族の為」「もうこれしかない」と割り切って、そこで歯を食いしばって粘ることの出来る人だけが、結果を出せる世界なのでしょう。

ただ、この本でも描かれていましたが、厳しい世界故に本当に温かい心の持ち主の方が居ることも事実です。辛い生活の中で心がささくれて、他人が全く敵にしか見えなくなる人も居れば、同じ心の傷を持つ者同士、優しく手を差し伸べてくれる人も。私には、普通のサラリーマンをしていた頃よりも、今の世界のほうが温かい人に出あう機会が増えたように思えます。

この本の作者は、最後は夜の世界から卒業することが出来ましたが、それもこれまでの人生で、人と人とのつながりを大切にしてきたからだからこそだろう・・・そう感じました。

ソープランドのボーイの世界もタクシードライバーの世界も、サービスとして自分にきっちりと仕事のレベルに手を抜かず努力をすれば結果へ繋がる世界です。仕事の厳しさも店の中の人間から辛く当たられるのか顧客から辛く当たられるのかの違いもありますけれど、この本を読み終えて私は自分のこれまでの歩みを振り返ってしまいました。

本の詳細の内容は、文庫ですので気軽に読んでいただくのが一番だと思いますが、こちらの記事で概要と、筆者の方へのインタビューも紹介されています。

震災で仕事もカネも失った中年男が一念●起! 吉原ソープランドのボーイに転職して人生立て直しました ~ ダ・ヴィンチNEWS
http://ddnavi.com/news/183706/

さあ、また明日の出番も頑張るぞ!


ソープランドでボーイをしていました

ソープランドでボーイをしていました

  • 作者: 玉井 次郎
  • 出版社/メーカー: 彩図社
  • 発売日: 2014/01/23
  • メディア: 文庫


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