幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

茶番。

米産牛肉輸入再開:日米政府が合意 7月下旬にも店頭に(毎日新聞

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/wadai/news/20060622k0000m020120000c.html

小泉純一郎首相は21日、首相官邸で記者団に「十分時間をかけ、ようやく合意できた。(国民の納得を)得られると思う」と述べた

・・・誰が納得するんでしょうか?日本輸入向けの施設を限定して、入る時の検査を強化してお茶を濁す気のようですが、本当に全部“危険部位”の混入を防ぐ気があるのかどうかは、甚だ疑問です。

対象施設は全部査察するようですが、その査察の日程は事前に知らされるでしょうし、査察のコース・見学可能な場所もちゃんと日本側が指定できているかどうか、何しろルール違反があっても全面禁輸出来ないような制限を加えていたような国が、ちゃんと公平なルールで運用するとは、にわかに信じがたいんですよね。

うちは、家庭では殆ど牛肉食べませんので影響は皆無です。食べるとしても国産かオーストラリア産で、産地表示の信頼出来るものしか購入しません、絶対に。米国産牛肉に拘る吉野家や市井の焼肉屋は、今後一切利用しないでしょう。もちろん米国産表示のある牛肉を、スーパーで手に取ることは無いでしょう。牛肉を口にすることがあっても、米国産にNO!を突きつけたすき屋とか、オーストラリア産使用を明言しているお店以外は利用しません。

心配なのは、一連の不祥事で国民の多くが同様の行動をすると思うんですよね。そうすると、だぶついた米国産を“他国産”と偽って販売する輩が絶対に出てきます。これを何とか見破る手段を講じないといけませんね。

第一、米国国内だって、狂牛病患者が溢れているといいます。懸命になって米国政府は隠そうとしていますが、もうそろそろ限界でしょう。哀れなのは米国の市民です。何も知らずに危険な牛肉を食べさせられて、病気になって死んでいくのですから。