日本カー・オブ・ザ・イヤー 2006-2007が決定しました。
個人的には三菱の“i”だと思っていたんですけどね。
何故かこいつです。
http://www.jcoty.org/2006-2007/award.html
個人的には「エエーッ!!」って感じです。
だって、最低でも700万もするクルマですよ。殆どの人が縁のない、買うことの出来ないクルマを評価されても、納得出来ないですよ。
確かに、衝突安全装置もエンジンの静粛性も素晴らしいかも知れません。でも、目玉になる新しい技術が盛り込まれてるかって言うと?ですね。
現状の新技術をカネにモノを言わせて注ぎ込んで、「どうだ」と言わんばかりの下品なクルマに見える私は、僻み性なんですかね?
それに比べりゃ三菱のアイのほうが、ギリギリまで四輪を引き伸ばしたパッケージングと個性的なスタイリング、そして軽のレベルを超えた作りこみ(価格も軽のレベルをはるかに超えていますが・・・)はそれこそカー・オブ・ザ・イヤーに値すると思ったのですが。
やっぱり、日本カー・オブ・ザ・イヤーの接待疑惑って、本当なのかな?って思っちゃいました。
選考委員の方の採点一覧が公開されています。
http://www.jcoty.org/2006-2007/poll.html
私が良く“似てる”と言われる、松任谷正隆さんは、アイに9点、プジョーの1007に10点を採点していますね。プジョーは確かに面白いです。あのサイズでスライドドアなんて、日本じゃ考えられない発想です。
自動車ジャーナリストおよび自動車の研究者の方々が、純粋にクルマを評価するアワードを作ろうって事で、設立されたのが、こちら。
各年度の選考見ていても、個人的には納得出来るというか、順当なような気がするんですよ。
ただ、こういう見方もあるんですね、やっぱり。
「カー・オブ・ザ・イヤー」乱立 問われる存在意義(産経新聞)http://www.sankei.co.jp/news/061117/kei009.htm
何でも長く続くと堕落するんでしょうか?