Ｌ ５ － ２ Ｍ◇グッドウィル◇観衆10830人
Ｍ：●小野（０勝１敗）－神田－高木－黒木
- Ｌ：○涌井（１勝０敗）
平日のナイターが始まると、いよいよ公式戦だなあって感じがしますね。今日の観戦は通勤途中が携帯のワンセグ、京葉線の新木場あたりからようやくチバテレビが映るので、それまではジッと我慢です。
先発は晋吾でしたが、初回に１，２，３番に続けて初球攻撃を続けられて、浮き足立ったところで３失点してしまいました。春休みのような打線の状況で、このビハインドはきついな、と思ったら、やっぱりそのままでした。
ライオンズ涌井は、今日はインコースへのシュートのあとの外のカーブが有効で、開花宣言の見送りが続くマリーンズ打線を手玉に取ります。得点は４回にベニー、福浦のヒットからズレータの併殺の間に１点、最終回アップアップのところにようやくヒットが繋がり１点だけ。でも、そんなに涌井が良かったかというと、そうも見えなかったんですよね。
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2007/pl2007032701.html（ニッカンスコア）
スコア見ても内野ゴロばっかり。４回と９回以外は２安打です。
特に最終回。今日はアンラッキーとも言える展開です。ベニーのヒットの後の福浦のライトフライも、ちょっとタイミングずれてボールの下を叩いちゃいましたが、福浦の打ち損じです。ズレータは外よりの変化球をきちんとライトへ運びますが、続く里崎の打席が今日の鍵になっちゃいました。ストレート・シュート・カーブ・ストレートと続けてボールカウント１－３。最後のストレートが外へのカウントを取りに行ったものなので、次は今日有効だったカーブで来るな、と読んだのですが、サトはそのカーブが真ん中に来たのに平然と見逃してしまいます。ウェイティングのサインでも出ていたのでしょうか？それとも単に読みが外れたのか・・・。
こうなると最後は真っ直ぐでしょう。サトのことだから真っ直ぐにヤマ張ってるかと思ったら、これまたど真ん中の真っ直ぐを空振りしてしまいます。完全にタイミング外れていましたね。
今年のサトは、リード面で去年より明らかに成長しています。組み立てがピッチャーの調子によって、良い玉悪い玉と使い分けを意識するようになっています。それだけ読みも増しているので、バッティングへも良い影響が出るかな？と期待しているのですが、今日はそれが裏目に出ちゃっているように見えました。多分、深読みしすぎちゃってるんでしょうね。去年までのサトなら、１－３からのカーブには手を出しているでしょうし、最後のストレートもタイミング合わすことが出来たでしょう。
最後のバッターは、今年再ブレークしそうなサブロー。初球の変化球が外れたところで次のストレートを完全に読んでいましたね。ただ、投げたコースが低めで厳しいところに来ていたので、セカンドの頭を超える打球にはなりませんでしたが、タイミングも良く取れていますし、好調と言っても良いんではないでしょうか？
今日はジョニーが最後に投げました。フォアボールのランナーが、サードまで進んでしまいますが、危なげなく１イニングを０点で押さえています。敗戦処理みたいな登板でしたが、ジョニーが投げるだけで希望が沸いて来ちゃうんで、今年はもっともっと見られたらいいな、なんて思っちゃいました。
明日は成瀬の先発が発表されています。今季初勝利（！）目指して頑張れ！
