幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

給排水管更新工事。

またまたマンションの管理組合の理事長を、行きがかり上引き受けることになってしまっておりますorz。。。

せっかく長期管理費滞納者から回収したのですが、仕事はそれだけではなく、築27年目に入ったこのマンション、管理費の長期未収で修繕計画もガタガタ、一歩間違うとスラム化してしまう危険もあります。

中古で買ったマンションですので、ずーっとここに住むっていうつもりは無いのですが、(実家のことも考えなければなりませんし・・・一応長男ですから)いずれ売却するにせよ、資産価値が減ってしまうほど痛んでしまうのは避けなければなりません。

誰も引き受け手が無いなら、やるしかありませんね。

本音を言うと、等価交換方式で立てられたこのマンション、建築時にオーナーだった人が亡くなり、管理費滞納の解消の為に元の所有者(居住時は一区分所有者)だった人が退去してしまっていますので、いびつな建物の形と施工上の不具合を解消するためにも、いっそ建て替えをしちゃいたいんですよね。

ただ、そうすると建て替え中の仮住まいの確保や、建て替え後の権利継承、そして資金計画など考えなければならないことが沢山ありすぎて、今の私ではいっぱいいっぱいで背負いきれません。

よって今回は部分修繕することにしました。何だか個人で決めちゃってるようですけど、ちゃんと定期の総会で居住者の方の同意は得ていますけど・・・。

手始めは水道関連。ライフラインは、マンションで最も老朽化が進みます。うちのマンションも御多分に漏れず、水道・電気・テレビ系の配管はちょっとヤバイです。

電気は、個別に東京電力を呼んでやっても何とかなりそうです。テレビは地デジの導入時に配線をやり直します。で、残るのは水道です。

現在は水道本管からの水を地上の貯水タンクへ貯めておき、それをポンプで屋上の給水タンクへ汲み上げてから、各戸に給水しています。

築年数から言っても、ポンプもタンクも交換時期なんですよね。

幸い、うちのマンションは5階建てでそんなに給水圧力も必要ないですから、本管直結方式も取れるとの事。水道本管からの水をポンプで加圧してやれば、5階建てくらいなら屋上に給水タンクを置かなくても大丈夫。

(ご参考:カンパネさんのHPです)http://www.kanpane.co.jp/service/water.html

それと同時に、給排水管の更新工事を実施しちゃいます。工事前に管理会社に配管をチェックさせたのですが、やはり管の中が錆び瘤だらけなんですよね。何か詰まったら一気に水が溢れる危険性があります。

給水管はそれでも平成12年に更生工事を行っているのですが、当時流行った更生工事では持たなかったようで、うちなどは水が既にチョロチョロ状態です。ライニングに使用される樹脂なども、水質への悪影響も否定できないようで、出来れば更新工事を行うのが良いようです。

(エポキシ系樹脂ライニングの人体への影響について)

http://www.renewal.or.jp/cgi-bin/treebbs/perltreebbs.cgi?mode=tree&action=read&parent=40

給水管については、平成12年の更生工事から6年程度で再工事が必要になったことから、工事を担当した管理会社(現在の管理会社は、いったんすべての工事の元受をやっているのです)に突っ込みを入れて、今回の工事の減額と、工事内容の変更を要求しました。

排水管は更新工事でしたが、給水管は今回も更生工事の見積でした。それを給排水共に更新工事へ変更し、なおかつ最初の見積よりも300万円ほど減額させました。

(このHPで簡易見積が可能です)http://www.sansetsu.co.jp/mansion/estimate_01.html

直結増圧給水工事への変更など、水道工事一式を一つの業者に依頼するので、現場の管理や養生がかなり軽減されることから、この程度の値引きは可能かな?と考えて値引きを迫って見ました。

無論、必要なコストまで削らせるつもりはないので、無理が無い範囲で、と言ってはいますが。ただ、工事進行中にも工事仕様と施工状況の確認は必要でしょうね。

中々休めませんね。