幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

火へんに華。

※この記事は、統一地方選挙投票時間終了後に公開します。

3月31日のことです。

来週は転勤の引継ぎなどで忙しくなりそうだったので、散髪に行くことにしました。床屋さんに向かう前に、イトーヨーカドーのATMに立ち寄っていました。

土曜日の朝10時です。統一地方選挙の選挙シーズンも佳境に入ってきたので、こんなところでも千葉県会議員の、自民党推薦候補の選挙カーが来て演説をやっていました。「朝っぱらからこんなところでうるさいなあ」などと大して気にも留めずに床屋へ急ごう、と自転車の鍵を外していました。

そうしたら、なにやら派手な格好の、どっかで見たことある女の人が寄って来るんです。名刺を差し出しながら。

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名刺を見て、「あー、だから見覚えあったんだ」と、すぐに合点が行きました。衆議院議員山中あき子さんでした。(「あき」は火へんに華と書きます)

http://globalnet-akiko.jp/index.php自民党HP内の公式サイト)

申し訳ないですが、山中さんが地元選出の衆議院議員だったこと、すっかり忘れていました。

それが、つかつかとこちらに近づいてきて、こちらがまったく無防備の状態なのに、「地域の交通行政の問題と自治の問題解決には、県議会で自民党が強くないと駄目だから応援してください」なんて一方的に話してくるんです。私、そんなに不満そうな顔してましたでしょうか?(笑)

そのほかにも、色々話してくれていたのですけど、申し訳ないですが私にはあまりに不意打ちだったので、せっかくの内容をエントリーに盛り込めるほどちゃんと覚えていません。

「別に私は選挙応援演説聞く為にヨーカドーに来たのではないんですよ」、などと思いながらも、こちらにしゃべるヒマも与えずに喋られます。

それでも、山中さんの話し方が思ったより真剣で嘘っぽさがなかったので、私も真剣に話を聞く気になりました。話を聞きながら、ですが「ここでちゃんと言うべきことは言わなければ」、と考え始め、何を伝えようか頭の中で整理を始めました。でも、あまりに急すぎたので、話す内容もまとまりません。

とりあえず私は、次の内容を話しました。

「お話いただいたことが問題であるのは判ります。でも、どの議員さんがどんな活動していて、地域で何が問題なのか、中々知ることが出来ないですよね。それで急に選挙のときだけ応援してくれって言われも、判断つかないですよ」・・・と。

それと、マンションの管理組合で理事長をやっている関係上、町内会の組長も兼任しているのですが、そのことに触れ町内会のことも話題に上げて、「政治の最小単位は町内会だと思うのですが、幕張地域でも町内会への参加意識が薄い上に、マンションの所属する町内会は市政へのつながりも薄く興味を持てない状態になっていますよね?もっと町内会の活動を活発にすることも、住民の政治参加意識を上げていくには必要なのではないかと思うのですけど」などと、あんまり頭がまとまっていない中で何とか絞り出して話をしてみました。

すると、帰ってきたのは「そのとおりですね。でも、いったいどうしたら、皆さんともっと問題を共有できるって思いますか?」と、私に反対に意見を求められてしまいました。

でも、話がこれからってところで、山中さんは選挙カーから呼ばれてしまいました。応援演説の時間になってしまったのです。最後に、「何かお困りのことがあれば、私の事務所へ連絡をもらえますか」・・・とだけ言い残して、応援演説へ向かわれました。

あれだけ別の話していたのに、選挙カーのところへ行くと、すっかり“演説モード”に入っちゃうところがすごいですね!さすがプロ!と、妙なところで感動しましたが、自分の予定を急ぎたかったので、演説は聴かないで床屋さんへ行ってしまいました。

演説が終われば、そのあとでもう少し話をしてもらえたかも知れませんね。そう思うと、ちょっともったいなかったですかね?

自宅に戻ってから、公式ページを見ましたが、思ったより多く、本も執筆されているのですね。ちょっと読んでみようかな?・・・そう考えるくらい、印象は良かったですよ。