幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

電車にて。

転勤までは、京葉線と山手線ばかり使っていましたので、他の電車の状況はあまりわかりませんでしたが、海老名へ通勤するようになって、総武線から小田急小田原線を使うようになり、「まだ京葉線はマシだな」と、思うようになりました。

小田急線の新宿駅でのマナーの悪いのは仕方ないとして、下北沢から先も、あんまり良くないです。車内を見渡しても、目に入ってくるのは肩からかけたカバンと、背負子(しょいこ)背負った妙な格好のリーマンばかりです。平日の通勤時間帯の下り電車っていうのも、影響はあるのでしょうが・・・。

私が社会へ出たばっかりの頃は、混んだ電車内でカバンを肩から掛けている人など、皆無でした。掛けていれば誰かが注意しましたし、電車に乗り込むときは肩からカバンを下ろして、手に持ち変えるのが当たり前でした。

私は、左腕が不自由なので、正直なところは肩に掛けて電車に乗りたいです。右腕でカバンを持つと、つり革すら持てません。でも、カバンを肩から掛けたまま電車に乗ったことはありません。周りの方に迷惑がかかるからです。それは、自分の左腕の痛みよりも恥ずべき行為だと思うのです。

それがどうでしょう。混んだ車内でも、肩に掛けたカバンを手に持ち帰るどころか、肩のポジション変えて落ちにくいように背負い直したり、果てはデイパックのデカイのを背中に背負ったまま、平気で乗り込んでくる猛者までいます。傍で見ていて、「お前の会社は山の上にあるのかよ」って、突っ込みたくなりますね。

そういった「背負いカバン」の主の殆どが、団塊の世代と思しき頭髪に白髪の勢力が増した年代の方と、その子息的な年代と思われる30代前半から20代後半にかけての世代とで占められています。日本人の“非常識”は、団塊の世代が創出しているようです。

こういう方々は、座席に腰掛けても腰を引かずに座って足を通路側に放り出したり、果ては混んだ車内で足の長さを強調すべく無理やり組んでみたり、まさに傍若無人の振る舞いです。

日本人の“美徳”って、どっかに消えちゃったんでしょうか?