幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

特待生。

M 3 - 2 L◇千葉マリン◇観衆12,684人
L:●グラマン(2勝4敗)-長田-星野-岩崎
M:○渡辺俊(4勝1敗)-荻野-薮田-S小林雅(11セーブ)
本塁打】西岡1号(ロ),高木1号(西),GG佐藤12号(西)

ニッカンスコア http://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2007/pl2007051705.html

昨日は洒落のようなタイムリーで始まり、しょーもないエラーで〆た塀内が、今日も西岡の途中退場で出て来ましたね。
他の選手が同じような失敗すれば、間違いなく次の日にはファームへ送られているのに、塀内だけは落ちず、しかもゲームにまで出してもらえてます。

たまたま今日は結果が良かったから良いですが、(偶然、というかしょーもないことやった翌日の塀内はサマになることが多いんですよね)もし、今日もエラーでもやらかそうものなら、それこそ「塀内はマリーンズの特待生?」なんて疑ってしまうところでした。

今日の俊介は、今年にしては“並みの出来”でした。制球が今ひとつで甘くなったところを2本ホームランを許しましたが、大崩れせず安定していますね。今年は投球フォームもタメがしっかりしていて、充分に腕が振れているように見えます。このまま調整に気をつければ、2005年シーズン以上の活躍をしてくれそうです。

打つほうはヒットは9本ですが、7つももらった四球を生かせず、相変わらずの15残塁でした。決めるところで決めていれば、本当はもうちょっと俊介も楽に投げられたんでしょうけど。グラマンも良く投げてはいましたが、最後は“伏兵”塀内のツーベースで、緊張の糸が切れちゃったみたいですね。

しかし、というか予想外の成績に、私もびっくりしています。ホークス、ライオンズとの6連戦、なんと4勝1敗1分という好成績ですよ。(どっかで落とし穴が待っていそうな悪寒がしますが)打線も勝つのに必要な最低限の仕事をして、投手が磐石であれば上位相手にも何とか勝てるってことですね。それと私は早川の働きが今の順位を保っている一番の原動力だと考えています。何よりガッツある、気持ちを表に出すプレーでナインを、スタンドを鼓舞し、去年「ワンダーランド」だったマリーンズの外野陣を平均点のレベル(ベニー除く)まで保っているのは、他ならぬ早川の活躍があればこそ、でしょう。

ピッチャーも、去年ほど「外野に打たれちゃヤバイ」と力んでいないのも、いい結果に繋がっているのかも知れません。

しかし、西岡大丈夫ですかね?元々連戦に耐えられる体力があるほうではないだけに、竹原の頑丈な体とぶつかったら骨でも折れるかも知れません。小坂のいない現状では、西岡が欠けてしまうとシーズンが終わってしまいます。ちょっと心配ですね。

これで明日からのイーグルス3連戦の後は、交流戦を迎えます。何気に連覇してしまっているだけに(そんなこと忘れてしまうほど、去年の成績は終盤お粗末でしたが・・・)今年の戦い方が気にかかります。セ・リーグでは連続して交流戦前1位だったチームが失速し、パ・リーグでは何の影響もなかった、という戦いとなっておりますが、今年はどうなんでしょう?また讀賣失速するんでしょうね。マリーンズ的には讀賣戦は、2年連続全勝で行きたいものですね。