幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

基地外。

ありえない。

“灰色金利”撤廃で見えない新ビジネスモデル 優良顧客の争奪戦 (フジサンケイビジネスアイ

http://www.business-i.jp/news/kinyu-page/news/200707060053a.nwc

誌面で宇都宮は「金利の上限がまだまだ高い」とし、さらなる金利の引き下げを実現する法改正の必要性を強調。「仮に現在の銀行貸出約定平均金利を考えて法改正するなら、上限金利は3・88%になる」とし、業界にとっては途方もない大幅な引き下げを主張している。

・・・宇都宮と言う弁護士は、多重債務者関連のビジネス(あえて“弁護”とは言いません)で飯を食っている輩ですから、消費者金融を敵対視するスタンスを変更することなど出来ないのでしょうが、ここまで来ると気がふれているとしか思えません。

この人は、ビジネスと言う感覚がないんでしょうか?世の中の人がすべて、弁護士と言う名の下に自分のように“濡れ手で粟の大金”を得られるとでも勘違いしているんじゃないですか?消費者金融は、立派なビジネスです。高金利と言われますが、金利は仕入れた商品に上乗せして売って終わりという、物販の世界とはまったく異なる発想が必要なのですよ。

それを単なる感情論で、多重債務者救済などという何の根拠もない大義名分を振りかざして、更なる上限金利引き下げを迫ろうと言うんですから、呆れてものが言えません。

あ、そうか。宇都宮さんはもっと金利を引き下げて、過払い返還請求が出来るようにならないと、今のままではすべての消費者金融が20%以下の金利に適応してしまって自分の仕事が減るのが心配なんですね。

消費者金融の淘汰が進んで中小企業の倒産が増え、個人事業主や零細業者の運転資金の受け皿の役割を、実は消費者金融が担っていた事実がようやくクローズアップされて来ていますが、そういった事実すら目をそむけて、自分の利益の為だけに無茶苦茶な理論を展開するのは、金輪際止めていただきたい。宇都宮さんよ。