幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

マリンでの応援。

今年に入って、マリンでの応援のリードがおかしいと思いませんか?

マリーンズの応援独特の、あの2拍3連のドラムリードが、完全にタイミングずれの普通の刻みになっていますし、応援の展開・バリエーションも型に嵌っていて面白くありません。
選手の応援歌ばかり続けるリードで、場の雰囲気とか、応援の力で押してやるぞ、という気概が、今年は私には全然伝わって来ません。

なんだかこう、気持ちがこもっていない応援に感じるんですよ。スタジアムに居ても、引っ張っていけない。
何だかサラリーマン的な仕事チックな応援のように、今年は感じます。

などと思っていたら、こんな告知が出されていました。

阪神スペシャル応援実施!!
http://www.marines.co.jp/news/detail/785.html

千葉マリンスタジアム交流戦最終カードとなる阪神戦で、
千葉ロッテマリーンズ外野応援団によるパフォーマンスを行ないます。

6/14(土)は試合開始前、「ビッグフラッグ」が今シーズン初めてライトスタンドに登場!!
6/15(日)は1塁側~ライトスタンドまでの皆さんと一緒にマスゲームを実施!!

マリーンズファンのみんなでマリンスタジアムを盛り上げよう!!


・・・何とも言えないですね。

“マリンブルーの風”の薫友さんも、このようにエントリーを上げていらっしゃいますが、私もまったく同感です。

ビッグフラッグは、球団にとって売り物なんですか?あれは応援団がもらったもので、球団がもらったものではないですよ。そりゃあ、初披露の時には、こんな感じで紹介されましたけど。

ビッグフラッグ初披露・・・You Tube
http://jp.youtube.com/watch?v=xwJAGXGScD4&feature=related

応援団と球団は共存関係にはありますけど、一体化するものでは、無いと思うのです。

昨日はMマークのついたヘリコプターまで上空を舞っていたそうですから、ビッグフラッグを出した日を録画して、後日球団のプロモーション関連の映像でも作成しようって魂胆でしょうが、元々ファンが自主的に行って来た応援を、商売に使おうって考え方は、私にはついて行けません。

元々は、今みたいな球団ではなかったと思うんです。
赤字を解消したいと思うのは分かりますが、それならもっと「プロ野球の応援をする人」の気持ちを考えた施策を打つべきですよ。たぶん、何かのマーケティング資料から、「これからは新規ファンの獲得が重要」だと考えて、今までのコアなファンの気持ちを考えない営業政策が続いているんでしょうけど、それも肝心のチーム成績が良ければ、ですよね?

バレンタインの功の部分は認めますよ。それでも球団に金の匂いを充満させてきた弊害ばかり最近は目に付いてしまって、もう今年限りにして欲しいものです。それでなければ、千葉に、幕張にマリーンズは残ったけど、以前のマリーンズとは以って異なるものに変化してしまっていくように、私には思えてなりません。


マリンスタジアムへのプロ球団誘致運動について(幕張西高校9期生同窓会HP Episode より)
http://makunishi.hp.infoseek.co.jp/data/data014.html

それまで、ホントにまったりとしかマリンへ行かなかった私が、シーズンに10回以上も足を運んだのが2004年シーズンでした。それまでそこにあるのが当たり前になった、マリーンズがなくなってしまう・・・そんな思いから、どうして良いのか分からないまま、ただスタジアムへ足を向けるしかないと。

当時のやるせないそんな思いも、2005年の日本一で球団が別の意味でおかしくなってしまったように感じる今は、何故か懐かしいです。