幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

叱るって。

今日(15日です)、いつも私が住んでいるマンションの駐車場で遊んでいる子供を、初めて叱りました。

この子供たちが休日の度に駐車場で遊んでいるのは、私がここへ引っ越してきた10月末からずーっとですから、もっと早く注意しても良かったのですけれど・・・。最初の頃は、「雨で天気も悪いし、仕方ないか」とか、「もしかしたら両親が家を離れられなくて、ここで遊ぶより他に遊び場がないのかも知れない・・・」という、何らかの事情があるかもと考えていたのですね。

2月に入って、同じように続けて週末に遊んでいましたから、「これは確信犯だろう」と思いましたので、今日は初めて、その子供たちに注意をしました。

「駐車場はクルマを停めるところだから、ここで遊ぶのは止めなさい」と。

小学校4年生ぐらいの女の子と、2年生ぐらいの男の子の2人なのですが、お姉ちゃんがしっかりと私に向って「はい」と返事をしてくれましたので、私はとても暖かい気持ちになることが出来ました。きっとこの子も、ちゃんと叱ってくれる人がいないだけなのだろうと、思ったのです。

以前にも、習志野市谷津のマンションに住んでいた時に、そこの階段と通路を使って鬼ごっこをしている中学生から小学校高学年ぐらいの10人程度の子供達を、私の自宅の前まで集めて叱ったことがあります。
そのマンションは、廊下が各戸の玄関に面しており、中から人が出てくる時に通路を走っていたら、それこそ大事故になってしまうのです。非常階段も鉄製の滑りやすいものですから、そこから転げ落ちればたちまち事故につながりかねません。

私は大声で彼らを集めて、そのことを諭しました。実際に玄関を開けた時に外を走るとどうなるか、非常階段がとても危険であること、そして何より、ここに住んでいる人たちは君たちと同じように遊んでいる訳ではなく、ゆっくり休んでいる人もいれば寝ている人もいるかも知れない。それなのにそんなところで走って騒いで良いのか?と。

彼らもとても神妙に聞いてくれました。最後に私が「分かったか?もうこんな遊び方するんじゃないぞ」と言うと、これにとても大きな声ではっきりと、「はい、分かりました。ありがとうございます。」と、返事をしてくれたのです。
それから、このマンションで“廊下遊び”をする子供はいなくなりました。その件の翌年に、私はこのマンションの理事長になるのですが・・・。

そんなことも思い出すほど、今日の女の子の返事が素直だったのです。

駐車場で遊んではいけない、と松戸の公団住宅に住んでいる頃に、その親共々”お説教”したこともありました。


アクティ北松戸

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こんなところに住んでました。息子の生まれた頃です。

まだ息子が妻のお腹にいる頃です。買い物から帰って駐車しようと駐車場に入りましたが、そこに父親に連れられて遊ぶ二人の子供がいました。その時は小雨模様で、屋根のある駐車場で自転車を走らせていたんですね。
私は危険を感じ、クラクションを鳴らしたのですが、その子供たちの父親が、それが気に入らなかったらしく、私のクルマに接近してきてガラスをドンドンと叩くのです。

「てめえ、いきなりクラクション鳴らしやがって、子供がビビったじゃねえか!どうしてくれるんだ」と。
私は職業柄、(笑)こういう逆切れは慣れていますから、こう答えました。
「親が居ながら、駐車場で遊ばせるなんて、何を考えているんですか?今はあなたが居るからいいが、子供だけでここで遊んでも良いなんて勘違いして、事故が起こったらどうするんですか?あなたは本当に自分の子供を守る気があるんですか?」
他にもやりとりはしましたが、最後は結局この父親も、私に謝って、お礼を言ってから別れました。

最近は、軟弱な父親が増殖しています。子供目線で話すことと、子供に媚びることを取り違えている父親が、多すぎます。世の中が家族より冷たいことを忘れているのでしょうか?それとも自分の命が永遠で、いつまでも子供の世話を出来るとでも勘違いしているのでしょうか?

私は、今は多少子供に煙たがられても、後で自立した時に人様にご迷惑をお掛けするような人間に、自分の血をひく人間がなって欲しくはありません。ですから、間違った判断をすることがないよう、今厳しくしてあげることが、本当の親の愛情だと私は思うのです。

自分の子供がペットか何かと勘違いされている親御さん、とても多いですね。そういう親御さんが“モンスター”となるのでしょう。

せめて、私が”叱って”あげる事の出来るお子さんたちは、そういう親御さんでないことを、祈りたいです。