幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

窓の国。

息子にiMacを使わせるようになって、既に1年以上が経ちました。親の“期待”はどっかに置き忘れ(笑)、息子は動画サイトで動画をダウンロードしたり、ネット上で面白いイラストを探す程度にしか使って居らず、なんだかある意味拍子抜けしております。もうちょっと色々な使い方にチャレンジするかと思っていたのですけどね・・・

makuhari-windy.hatenablog.com



7月15日追記・・・
ネットでこんな画像を見つけてきて、私に見せてくれました。

http://sakkan.petit.cc/1img/muscat1b_img/img20061106210730.jpg
かなり笑える絵ですよね。
ピカチュウのミサイルで「ピカドン」に、拉致を「ゲット」と読ませるブラックユーモアに、極め付けは“ロケットモンスター 金(キム)”のネーミング・・・このイラストは2006年に描かれているんですよね。今年話題になった北朝鮮のミサイルが「衛星」か否かについての問題が、この作品が描かれた時点で「ロケット」か「ミサイル」かの選択になっていることが、なにやら微妙な先見の明を感じてしまいます・・・


ただ、やはりMacでは、同級生とのファイルのやり取りに非常に不便なようです。ある程度パソコンに詳しい同級生がいても、Macの環境を理解しておらず、息子にMac環境では開くことも加工することも出来ないファイルをメールで送って来たりとか、ネット上で見つけたは良いものの、Mac環境では開くことすら出来ないものも、最近ではちらほらぶつかるようになって、息子も「Macって使えない」などと考え出すようになって来ました。
MacにはMacの良さがあるのですが、今の段階では理解は難しいでしょうね。

そこで、ここらで「窓の国」へ、一気に迎え入れてしまおう、と決意しました。とはいえ緊縮財政を敷いている我が家ですから、そんなに高いメーカー製パソコンを買ってやる訳には行きません。自作も今となっては割高なだけです。

予算的には息子の誕生日のお祝いに、不足分はお年玉の貯金を“供出”することを条件に、機種選定を始めました。私としては総額10万以下でクアッドコアのCPU搭載パソコンを何とか探せれば良いな・・・と考え、探し始めたのですがそんな虫の良いモデルはNECや富士通ではあるはずがなく、ターゲットをショップブランドとこれに絞って探すことにしました。

HP Direct
http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/

ショップブランドではこちらがコストパフォーマンスがNo.1だと、私は思います。
ツー・トップ“VIP シリーズ”
http://www.twotop.co.jp/lineup/?cat=3601

で、結局選んだのはこれでした。
限定モデルで既に完売していますが、このシリーズです。
http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/promotions/desktops/20090519_s3840_v7800_hp/
HPのV7860シリーズです。
AMDAthlon™ X2 4850eにメモリ4GB、HDDも1TB、おまけにブルーレイディスク再生対応などという、信じられないスペックで価格は66,000円(税別)でした。
本当はツー・トップのショップブランドPCをOS無しで買おうと思っていたのですが、このコストパフォーマンスにやられました・・・ね。

OSは私にとっては仕事以外で初めて触れるWindows VISTAです。出来ればVISTAはスルーしてWindows7に行きたかったというのは本音ですけど。VISTAはやっぱりダメですね。重すぎ、無駄多すぎ、使えないOSです。Windows7が出たら、早々に入れ替えようと思います。

こちらはモニタレスですので、モニタはAmazonで調達しました。これは私も欲しいなあ(笑)

 




19インチのワイド光沢液晶がこんな値段で売られているなんて!
さすがに作りは安っぽいですけど、実用上支障のない範囲です。輝度も充分ですし、何より中間階調2msの応答速度が素晴らしいです。この辺になると人間の目では分からないとは言いますが、液晶の特性上コマ落ちしたような画像になるのは止むを得ません。しかし、このディスプレイは本当に殆どザラつきの無い動画表示を可能にしています。こんな性能の液晶が15,000円以下で買えるのですね・・・。(ちなみに安いのは白だけです。ご注意を!)

問題は、今使っているMacの環境を移行させてやることです。私は自分の外付けHDDを使ってファイルをコピーし、新たにWindows環境へ移してやろうと考えました。
でも、中々このHDDを、Mac環境で読み込めません。最終的には、パーティションを作成する前の状態でHDDをMacへ繋ぎ、その状態でMacからHDDをフォーマットしてやれば良いのでは?と考えました。

確かに、これでHDDをMacでも認識し、ファイルをコピーし息子の新しいPCへも移行が完了しました。でも、何だか私のPCへ戻した時に、HDDの表示がおかしいのです。私がデータ保存先にしていたドライブが消えていました・・・。
Mac環境からパーティションのフォーマットをかけたときに、おそらくWindowsで切ったパーティションもまとめて削除してしまったようです。

私は、普段は作業前には必ずバックアップを作業ドライブ以外に必ず保存するのですが、今回は何故か何もバックアップを取りませんでした。私が、息子が生まれた頃から貯めていたファイルが一瞬にして全て消し飛んでしまったのです。

最初は放心状態でしたが、このままで放置する訳にも行かず、また削除したのはパーティションだけだから、早めにデータ復旧を行えば、データを救えるかもしれない・・・と思い直し、ネット上で検索をしました。

ここで注意したいのは、私は削除したデータが外付けHDDでしたから、そのPCをそのまま使っても影響はありません。しかし、削除されたデータが、パソコンのOSと同じHDDに存在するのなら、パソコンは絶対起動すべきではありません。
パソコンのデータは、読み出し出来なくなったら全てが消える訳ではなく、単にインデックスが消えて外から見えない状態になっているだけです。起動するとそのたびにこの見えないエリアを損傷するので、データの復旧率がどんどん下がってしまうのです。

私がデータ復旧に使用したのは、このソフトです。
http://shop.vector.co.jp/service/servlet/Catalogue.Detail.Top?ITEM_NO=SR105381

削除したHDDが外付けだったのと、すぐに作業出来たこともプラスでしょう。私が失った全てのデータを完全に復旧させることに成功しました。
本当に助かりました。失ったデータはお金では買えないものばかりですので、ここまで完全に復旧してもらえると、驚きすら感ます。

色々な代償を払って、息子の「窓の国」のパスポートは開かれました。
後は本人次第ですね。