2009-10-12 名残り Poem 暑い季節の残渣を 朝の冷気が消し去る頃 ほのかに漂う金木犀の香りが ささやかな幸せを運んでくる 瞳に映る 今の暮らしに 思い描いた姿は無いけど それでも重ねた月日が 語りかける言葉には 嘘はないだろう お前が通ったその道は 全てお前が選んだのだ 寒い明日の到来を 押し返したいのか朝顔よ 場違いに咲くその花びらの青さに 永久に届かぬ季節の声を聞こう 無料 アクセス解析 にほんブログ村