昨日、パシフィックリーグのCSファーストステージで、Marinesはリーグ優勝のホークスが待っている福岡へ駒を進めました。
同じ日に、セントラルリーグの公式戦最終戦が、神宮球場で行われていました。
シーズン途中で借金19というどん底からチームを引き継いだ小川監督代行は、自身が指揮を執ってからは「貯金23」という立派な成績にも関わらず、このようなファンへの“謝罪”でシーズンを終えました。
「結果的に4位になりましたが、みなさんが期待する“メークミルミル”を起こすことができませんでした」
ヤクルト・小川監督代行が謝罪「“メークミルミル”起こせなかった」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20101010-00000025-spnavi-base.html
“メイクミルミル”・・・スワローズの快進撃から、CS進出を願うファンが生み出した造語です。ちょっと前に某球団の某監督が“メークミラクル”などと自チームの逆転優勝を称していたものを、親会社の商品名と合体させて出来たものですけど、“ミ”と“ル”しかおうとらんやないけっっ!!って突っ込みは無しで(笑)
スワローズの公式ページでは専用のこんなページまで出来ちゃってますよ。
合言葉は“メイクミルミル” GO!CLIMAX!! ~ スワローズ公式
http://www.yakult-swallows.co.jp/event/make_milmil/index.html
残念ながら、やはり最初の「借金」が重すぎて“メイクミルミル”は成りませんでしたけど、それを謝罪するまでのことは、無いと思うんですよね。でも、その辺が小川さんの生真面目さというか、そんな方だからこそ、どん底のチーム状態からもチームがまとまって行けたのではないでしょうか。
小川さん自身、夏の高校野球の優勝投手ですが、準決勝の雨天中断で痛めた肩を抱え、無理を押して決勝、そして日米野球と投げ続けた結果、投手としては再起不能になり、中央大学進学後は外野手へ転向せざるを得なくなった「過去」をお持ちです。
小川淳司 ~ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E6%B7%B3%E5%8F%B8
もちろん、監督ひとりで成しえた結果ではなく、色々な要因が絡み合ってこそ実現した“貯金23”ですが、CS進出こそ逃したものの、このチームの一体感が持続すれば、来季はきっと面白い闘いをしてくれると期待出来ます。
いや、今はセ・パ共にCSの行方に興味が集中していますけど、もしスワローズが進出していたら、間違いなく台風の目に成ったと思うんですよね。12球団見渡してみても、今一番ベストの状態にあるのがスワローズだと思いますから。
小川監督、きっと来季は「2年越し」の“メイクミルミル”、実現してください!!
※注:メイクミルミルの表記は、スポーツナビではメークミルミルでしたので、そのまま原文を引用しました。球団公式ページで「メイクミルミル」とされておりましたので、私のエントリー上はそちらの表記を使わせていただいております。