サッカー日本代表のザッケローニ氏、アジア杯での優勝は彼の母国での評価をも、高めているそうです。
「日本愛」母国でも共感されるザックの人生哲学とは? ~ ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20110214/soc1102141246004-n1.htm
以前に、ザッケローニ氏が日本代表監督への就任が決まったとき、取り巻きまで含めて回りを固めるようでは、どうかな?と考えてエントリーしたことがあります。
makuhari-windy.hatenablog.com
確かに周りを今まで付き合いの深かった人で固めてはいますが、どうも“それだけ”の人ではなさそうです。きっちり自分の目で確かめ、判断し、そして結果に自ら責任を持つ・・・という姿勢が、試合での采配でも、その後のインタビューでも垣間見ることが出来て、こういう言い方も失礼に当たるかも知れないのですが、とても「良い人」に思えて来ました。
何よりも日本のサッカーに対して先入観無くニュートラルに判断していること、そしてそれを冷静に世界レベルと比較出来ていることが、この人の懐の深さを感じさせます。日本の選手の殆どが我を捨ててチーム優先に徹することが出来ることや、対戦相手を「敵視」しない姿勢などに気付き評価していることも、驚きです。
プロ選手としての経験も無く、指導者としても最近ではさほど評価もされていなかった方ですが、それが却って冷静な視点に繋がっているのかも知れませんね。
Jリーグが発足して18年、日本の選手が欧州の強豪へ移籍することも珍しいことではなくなった現在、世界レベルから見て冷静に日本の「良さ」をジャッジ出来るザッケローニ氏が代表監督に就任したことは、日本サッカーにとってはとてもタイミングが良かったことかも知れません。
今後の、ザック・ジャパンに期待しましょう!