日本の“パソコン通信”の元祖とも言える、ニフティが25周年を迎えています。
ニフティ25周年記念サイト
http://www.nifty.com/25th/
今ではすっかり「1プロバイダ」になってしまっていますが、Nifty-Serveと言えばパソコン通信の代名詞でした。
かくいう私も、仕事以外で最初に買ったパソコンでNifty-Serveに会員登録してから、もう17年。ちょうど息子の生まれた頃に始めたのですが、当時から考えると今のパソコンを取り巻く環境の激変には、目を見張るばかりです。
そんな私には、この画面は懐かしくてたまりません!!
http://www.nifty.com/25th/niftyserve/
電話回線をパソコンに切り替えて、接続のボタンをクリックすると「ピー・ゴロゴロゴロ・・・」とモデムの音がしてこのNifty-Serveの接続画面へユーザーIDとパスワードを入力するのですが・・・この画面の動き、まったくNifty-Serveの経験が無い人が作ったそうですが、速度といい動きといい、ほんと当時のまま再現しているところがすごいですね。
2011年となった現在では、インターネットも発達しパソコンのスペックも当時から見ると想像出来ないような高性能なものとなって、本当に便利になりました。
でも何だかこのNifty-Serveを再現した画面を見ていて、この「行間」というか、画面の動きの中で動いていた自分のワクワク感とかそんなものを思い出してしまうと、この時代には夢があったのかな?なんて考えてしまいました。
高々20年ほど前のことなのに、今ほど人々はあくせくしていない、のんびりとした社会だったかな?・・・と。
人間は、便利になると失うものも多いみたいですね。私は、周りがどんなに変わっても、自分を変えることなく生きて行きたいな。回線がモデムから光ファイバーに変わっても、操作する自分は変わらないのですから。