幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

要らぬ。

今の生徒は、私などが予想する以上に、タフだったということでしょうか。

夏の全国高校野球選手権大会2回戦、習志野高校は明徳義塾高校に9対3で勝ち、3回戦へ進出しました。
前エントリーで触れたブラスバンドの件も、やはり影響があったのか音量も1回戦よりは小さく聞こえてしまいました。ただ私自身、ああ言った批判に便乗する輩の言葉を気にし過ぎたかも知れません。何もやましいことなんてないのですから、今までどおりに声援を送れば良いのですよね。

2回戦での対戦は、10年前と同じ明徳義塾高校。前回の対戦時はエース・佐々木君のフォークと外野の好守備で勝ちましたが、今回は初回から攻撃のリズムをつくり明徳のエース・尾松君を圧倒しました。尾松君は習高が何を仕掛けてくるかということに注意をそがれ、ボールを置きに行ってしまいましたね。

高校野球って、応援の音云々よりも、相手の攻撃の圧力が一番怖いのです。何をしてくるか分からない、特に1回戦で見せたホームスチールは明徳の馬淵監督をして「習志野で最も警戒するのは宮内君」と言わしめるぐらいですから、それが明徳バッテリーに無言のプレッシャーをかけていたのかも知れません。


習志野が快打で明徳に大勝/夏の甲子園 ~ ニッカンスポーツ

http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/f-bb-tp3-20110813-819703.html

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http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/sensyuken/2011/score/2011081301.html

今日の試合は1回戦より安心して観ていられましたが、気がかりは終盤に3つも受けたデッドボールです。フォアボールも6つももらっている割には得点は9点ですので、スコアほどは快勝のイメージは無いですけれど、明徳に付込まれる隙を見せずにゲームを終えたことは、次への自信にはなると思います。

次は、16日に石川代表の金沢高校と対戦です。今年は実家へ帰っているときに、たまたま金沢高校の県大会2回戦・対小松工業戦をテレビで観戦しまた時に、エース・釜田君を何の予備情報もなく見ても、「いいピッチャーだな」とは思いましたが、まさか甲子園で母校と対戦するとは、その時には思いもしませんでした。

ただ、対戦校がどこであれ、いつもどおり、自分達の野球を、“チーム・ありんこ”野球を徹底して、1点をしつこく取りに行く、泥臭い「習高野球」を貫いて欲しいです。

頑張れ習志野高校。雑草の如く逞しく。
VPS

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