もう、11月。夏の甲子園が終わって2ヶ月以上経ったのですが、今年は私にとって「特別」だっただけではなく、多くの人が「特別」な夏を、過ごしたはずです。
3月11日。
野球に、「たら、れば」の話は無いって言いますけれど、3月11日の地震がなかったら、もし、あの時原発が無事故で済んでいれば、いつもの年と変わらない夏の風景が、繰り返されたのでしょう。
今更感たっぷりの、11月に入ってからですが、ほぼ日刊イトイ新聞の永田泰大記者が、今年の福島県大会を追いかけたブログを、“発見”してしまいました。
「福島の 特別な夏」
http://www.1101.com/fukushima/2011-07-13.html
福島大会を制した聖光学院、原発事故で部員が減ってしまい連合チームで特例参加した相双連合。地方大会で敗戦していったチーム、とりわけ部員不足で出場するのもやっと、というチームでも、一所懸命の夏がそこには、記されています。
聖光学院の斉藤監督、私学で野球留学を受け入れている学校には違いないですけれど、ブレない指導が素晴らしいですね。
注目のエースの歳内君が、まっすぐ成長していったのも、頷ける指導です。
それにしても、学校の数だけドラマって、あるのでしょう。今回は原発事故の影響で、試合前の放射線測定とか、チーム編成の変更とか、いつもの夏とは違った状況で、福島の球児たちはプレーせざるを得ませんでした。
でも、それも「人生に起こることは全部意味がある」と指導出来る先生には、脱帽です。
#3 聖光学院
http://www.1101.com/fukushima/2011-07-15.html
このページの斉藤監督の言葉は、何だか今の私に言われているようで、ズシンと胸に、響いてきました。
通して読んでみて、「やっぱり、高校野球って、良いな」って、思えました。
野球に興味が無くても、高校時代を経験された方だったら、共感するところは、多いと思いますよ。
あーあ、こんなことやってたら、1時になっちゃいました。明日から一週間始まると言うのに・・・
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