久しぶりの真面目な(笑)更新です。
自宅のテレビ(日立のプラズマWooo P37-HR02)は朝お弁当と朝ご飯の支度をしながら観るときは、音量を絞って画面だけ眺めることしか出来ませんでした。さすがに朝の4時台では普通のテレビの音量にしてしまうと、安普請なうちのマンションでは部屋中に響き渡ってしまいますから。
とはいえ作業しながら画面を観ると言うのは至難の業、なんとかテレビの音声を聞く方法はないかと、テレビ用のリモートスピーカーを物色しておりました。
今回私が購入したのはこちらです。
http://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?modelId=684
オーディオテクニカのAT-SP550TVです。赤外線で音声をFM変調で飛ばすタイプなので、無線タイプよりも音質的には有利かな?と考えての選択でした。
送信機はACアダプタで動作電源を供給するタイプなので、テレビ側にコンセントの余裕が必要です。また音声入力は3.5径ステレオミニジャックとRCAピンジャックステレオの2系統ありますので、テレビ側の出力端子の種類やこのスピーカーの音量とテレビの音量を連動させたいか否かで選択することが可能です。
うちのWoooでは、アナログ音声出力は既に外部スピーカー代わりのステレオアンプへ繋がれておりますので、残ったヘッドホンジャックからRCAピンへ変換してAT-SP550TVのトランスミッターへ接続しました。
Woooの場合、ヘッドホンの出力をボリューム連動と固定の2種類に変更出来ますが、テレビの音量とは独立して音量を変えたかった私は、出力を固定に変更して使うことにしました。
問題はこのトランスミッターの設置場所です。AT-SP550TVは赤外線で音声を飛ばしますので障害物があると音が途切れてしまいます。ということはテレビのなるべく上部へトランスミッターを設置するほうが良いのですが、そのままテレビに乗せることは出来ません。
テレビの上に何か台に出来るもの・・・と探して、これを購入しました。
もともとは液晶ディスプレイ用の製品ですが、薄型テレビでも充分に使えます。前面をテレビ画面の端に引っかけ、後ろをアーム一本で支えるだけなのですが、これが中々安定して良い感じです。今年はついでに鏡餅まで乗っけてしまいました(笑)
でも、この製品の外箱のキャッチ・コピーに、私は受けまくってしまいました。だってこれですよ!
こんなものに乗っちゃう程度の夢だったら、そんなもの要らないや~!!
という心の叫びはほうっておいて・・・(爆)
肝心のAT-SP550TVの音質ですが、期待以上に聞きやすいです。SRSのはっきり音効果も絶大で、これまで相当ボリュームを大きくしないと聞こえなかった声が、しっかり聴きとれるようになり早朝の時間以外もずっと使っています。ただ前に人が横切ったりすると音声が途切れちゃいますので、設置場所には注意が必要ですね。
大型液晶など薄型大画面テレビの普及で、昔のブラウン管テレビより離れてみる機会が増えたテレビですが、本体の薄型化故うちのWoooのように音声が聞き取りにくい機種も増えています。
メーカー側とすれば大画面テレビにはサラウンドシステムなど大型のスピーカーを勧めたいのでしょうが、日本の住宅事情も考えるとあまり本体で音量を上げてテレビを見るというのも問題でしょうし、普通にテレビの音をしっかり聞き取れれば良いという方には、このAT-SP550TVは便利な製品だと思いますよ。
欲を言うと、もうちょっといろいろなメーカーからこういった製品が開発されると良いですね。