もうすでに決定していることなのですが、道路交通法の施行規則の改正の内容が、一部で話題になっております。
おもに自転車を対象とした改正なのですが、かいつまんでお話しますと自転車の右側路側帯の通行が禁止されること、整備不良も含めたブレーキが利かない自転車の走行が禁止されること、そして危険な自転車走行が繰り返される場合の講習が実施されること・・・が主なポイントです。
埼玉県入間市のホームページの記載が分かりやすいので、引用させていただきます。
道路交通法施行規則の一部改正(平成25年6月公布) ~ 入間市ホームページ
http://www.city.iruma.saitama.jp/sumai_kurashi/koutsu/011262.html
私の住んでいるマンションの駐車場から、浅間通りに出るときは見通しがほぼゼロで、いつもものすごくゆっくり出発するのですが、右側走行してくる自転車が出てくると本当にヒヤッとします。
歩行者であれば速度が遅いので、存在を確認してからハンドルを切ったりブレーキを踏んだりして回避の行動が取れますが、これが自転車、それもそれなりにスピードを出した自転車だとぶつかりそうになった時によけることがとても難しくなってしまいます。
大きな通りに出るときは、車両の流れが向かって右側からの一方であればそちらだけ見ておけば心配ありませんが、自転車程度の速度が出る車両が右左どちらから来るか分からない・・・ということになると、事故が発生する確率は非常に高くなってしまうのではないでしょうか?
それと、道幅が狭く路側帯のほとんど取れない道路の場合だと、逆走する自転車がいることで車道にはみ出す確率が高くなり、事故を招いてしまう結果に繋がりかねません。
現在の日本の世相があぶり出されているような自転車のマナー悪化ですが、こんなこと法律で罰則を設けないと守れない国民に、日本人は成り下がってしまったんだな・・・と、寂しくなってしまいますね。