幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

本質。

4月・・・「新人」達が企業や学校に新しくその歩みを進める季節ですが、20日も過ぎて来るともう放棄を始めてしまう人が出て来ます。

今の若い人は・・・なんて言い方は私はしませんが、それでも低いほうへ流れてしまう人の数は、多くなっているように感じてしまいます。

こちらは、某カメラ系量販店の採用担当者のブログですが、ここまで思い切って書いたことに、拍手を送りたいです。それだけ真摯に仕事に取り組んでいるんだな・・・と、感心してしまいました。文章からするとまだ30代そこそこでしょうけれど、責任ある仕事を任されそれを自分なりに咀嚼してより上のレベルでやり遂げようという気持ちが伝わって来ます。

新入社員が退職した。(前編) ~ リクナビ2015 ヨドバシカメラ人事ブログ

http://job.rikunabi.com/2015/company/blog/detail/r571700004/26/

新入社員から退職年齢までを大学でたとえると、入社から10年は(つまり32歳くらいまでは)1年生という喩は、言い得て妙だと思いました。そこをきっちりどんなことでも嫌がらず避けずに取り組んでいれば、20年・30年経ってからの信頼感が明らかに違います。

この「1年生」の期間をちゃんと経験せずにすぐに昇進して役職に就いたり起業してトップになったりしてしまうと、個人差もあるのでしょうがどうしても独りよがりでバランス感覚に欠ける社会人になってしまう方が、見受けられます。

せっかくこの「1年生」の期間を経験する状況を勝ち得たのですから、今思い悩んでいる人たちには「一日一日、自分で課題を見つけて地道に取り組みなさい」と、伝えたいです。

私はこういった「1年生」の期間はちゃんとした就職で得ることは出来ずに、いまで言うフリーター的な状態で10年近く下積みばかりをやっていましたから、その後の展望が見える正社員で取り組めるだけ羨ましいと思うのですが。

この、退職届を出してしまった方も、何かを感じて変わってくれると良いですね。
VPS

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