人間、プライベートでも仕事でも、「先の見えない」状況が続くことが、一番きつい状態じゃないかと思いますが、最近私がこのアルバムを無性に聴きたくなってしまったのは、そんなこととも無関係ではなさそうです・・・
1977年11月リリースのゴダイゴ「DEAD END」です。
ゴダイゴ ~ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B4
ゴダイゴ 公式ページ
http://www.universal-music.co.jp/godiego/
DEAD ENDは、サントラ盤やCMソングのアルバムは除いた彼らのオリジナル・アルバムとしては2作目の作品ですが、ファーストアルバムがタケカワユキヒデのソロ作品として曲が準備されていたことを考えると、これが事実上のゴダイゴのデビューアルバムだと言う方もいらっしゃいます。
何より、ドラムのトミー・スナイダーがこのアルバムからの参加(ファーストの組曲“新創生紀”は浅野良治がドラム)ですから、フルメンバーとなった最初の作品であることは、異論を挟めないでしょう。
現在の日本のミュージックシーンでは、アルバムを一つの作品として統一したコンセプトで創り上げるということは、殆ど無くなっておりますけど、DEAD ENDは渾沌とした先の見えない社会状況での人間の心象風景をテーマにした曲が並び、ゴダイゴのアルバムの中でもひときわロック色の濃い、かつ暗いイメージに仕上がっています。
ゴダイゴが“Magic Monkey”でブレークする前からのファンの間では、このDEAD ENDが彼らのベストアルバムだと言う方も多いです。かくいう私も、このDEAD ENDが一番好きなアルバムですね。このアルバムを中学の同級生に「まーきん。、ビートルズが好きだったらこのアルバムの良さも絶対分かるから聴いてみろよ」と勧められて、私はゴダイゴのファンになりましたから。
ジグソーパズルのピースひとつひとつのように、意思を持って並べられた全10曲ですが、私はSide Aの4・5曲目と続くところが、お気に入りなのです。
4曲目 DEAD END~LOVE FLOWERS PROPHECY / Godiego
5曲目 THE LAST HOUR / Godiego
THE LAST HOUR / Godiego ラスト・アワー / ゴダイゴ (対訳:まーきん。)
When peace comes and acceptance too
When all else is gone , will there be you
With you beside me there won't be much to say
When that last hour comes my way.
(※くりかえし1)許しの時 平和が訪れ
世界中の全てが消え去っても そこに君はいるだろうか
君が傍に寄り添ってくれれば それだけでいい
僕の人生の 最後を迎える時には
Will you appear in my last hour
To hold my hand to share that hour
Will I need you , will you need me
Will I love you into eternity.
(※くりかえし2)僕の人生の終わりには君が
傍に居て手を握りあい 共にそのときを迎えたい
僕は君を そして君は僕を求め
僕は永遠に君を愛するだろうか・・・
Love is dear and life is too
To fullfill them both I lived with you
But only time will tell it true
That in the end there will be you.
愛も人生も 僕は大切だから
僕は君と歩む人生を選んだ
でも、僕の最後の時に君と居られるかどうかは
きっと共に過ごす時だけが教えてくれるだろう
Will you appear in my last hour
To hold my hand to share that hour
Will I need you , will you need me
Will I love you into eternity.
※くりかえし2
When peace comes and acceptance too
When all else is gone , will there be you
With you beside me there won't be much to say
When that last hour comes my way
※くりかえし1
When that last hour comes my way.
僕の人生の 最後を迎える時には