まだまだソネブロからの移行作業中ですが、うちに新しく家族として加わった、ユニについてちょっと書きたいと思います。
ユニはもともと「保護猫」でした。
野良猫は気楽なようで、でも周囲に猫嫌いな方がいたりして行政に回収要請があると、保健所で一定期間保護した後、引き取り手が現れない場合は殺処分されてしまいます。
ユニは東日本大震災直前の2011年2月に、千葉県柏市の保健所から保護主様家庭に引き取られていました。
私は、奥さんの「猫を飼いたい」の一言で、ネット上の一時引き取りされている猫を探していました。ペットショップで生体を買うなんて、私の頭には端からありません。ペットショップではペット用品を売れば良い・・・生体はブリーダーから譲ってもらうのが正当だと考えるからです。
ネットで検索して、奥さんの希望の「キジトラで、女の子」。そして千葉県から引き取り可能な猫を探していましたら、この猫に目がとまりました。
一瞬で「この子」と思ってしまったんですね。
でも、うちに来てから分かりました。猫ですけれどユニはうちの奥さんに何だか似ています、色々と(笑)。
ユニの保護活動をなさっておられたのは、「かにさんズにゃみりー」さんです。
ユニを柏保健所から引き取って、うちに来るまで「保護主様家庭」だったのは、矢矢さん。
ユニは難しい性格で、ものすごく警戒心が強く怖がりですから、矢矢さんは相当苦労なさったと思います。私も引き取って初日に「洗礼」を受けましたから。思い切り噛まれて左手の指は腫れて動かなくなるし、左手も右手も深いひっかき傷で、2か月以上経った今でも傷が残っているほどの深手を負いました。
でも、そんなに人間に警戒心を抱かせたことが、ユニは経験して来たんでしょう。本来は母猫に守られていなければならない子猫の時に。
かわいい・・・って軽い気持ちで生き物をお金で手に入れる。その結果が無責任な殺処分につながります。動物を飼うということは、お金で「買う」とは違います。自分の子供と同じ、その動物の死ぬまでを責任もって引き受けるということです。
ユニの近況(笑)
ビビりな性格は一生変わらないでしょうね。掃除機とアイロンが大嫌いで、今日も私がアイロン掛けしようとしたら、逃げ出してしまいました。
「頭隠して尻隠さず」(笑)
ユニ、もうアイロン終わったから出ておいで。
ホントにゃ?
うちには、お金もないし、お留守番も多いし、はっきり言って古くて狭いけど、出来るだけ長く一緒に暮らしてね、ユニ。