幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

責任。

負ければ監督の責任・・・とは言いますが、どの監督かは別問題です。

 

full-count.jpU-18日本代表は韓国代表とのゲームを、延長10回タイブレークで5-4でサヨナラ負けとなりました。

継投での投手起用の順番、先発の佐々木君の人選と過度な配慮、そして度重なるエラーの続く緩んだチームのムードと負けるべくして負けた試合となりました。もちろん、野球の内容では負けてはいません。単なる自滅としか言いようがない敗戦です。

 

このゲーム、前のカナダ戦で休養十分で復活した奥川君に続き、何らかの不調で1次ラウンドにまったく投げなかった佐々木君の先発でしたが、また何かトラブルで2回にはマウンドを譲ってしまいました。

 

厳しいことを言うようですが、こんなことだから、甲子園に行けないんですよ。もちろん、甲子園出場を逃してもプロで大成する選手はいくらでもいます。それでも、いくら監督の意向とは言え、味方が負けている決勝戦で投球を直訴しないようなメンタルの持ち主が、今後プロで大成するとは決して思えないのです、私には。それを決定づけるようなマウンドの降り方ですね、今日は。

 

緊急登板となった西君は見事なマウンドでした。でも次が飯塚君なのは早すぎでしょう?今後のゲーム展開を考えると、リリーフの切り札として選んだはずの飯塚君をこんな早い回に出してどうするの?と思いましたが、その不安は延長になって的中してしまいました。

 

しかし、チーム事情がどうなのかは外からは伺い知ることが出来ませんが、今日の一番の敗戦の原因、「エラー」につながる気の緩みはどこから来ているのでしょうか?

 

私は、今日の先発の佐々木君への過度の配慮が、チーム内に緩みを生んでいるように見えてしまっています。

こんな投げられない状態の佐々木君を何故代表に選んだのかを、まず問いたいですね。他に候補はたくさんいるはずです。甲子園に出場していない選手も多く選ばれていますが、その甲子園の優勝チームから誰も選ばれていないのは、単純に疑問府がつきますし。

そして今日の降板理由もきっちり公開して欲しいものです。もし指の怪我であればそもそも代表選手が務まるはずがありません。選ばれた選手が起用出来なくて他の選手にかかる負担も考えれば、いわゆるネームバリューだけで選んで「○○君は投げられなかったけど、怪我だから仕方がない」なんて本当に良いのでしょうか?そんな状態なら選ばないのが普通ではないですか?
そんな状態の選手がチーム内に居て、世界大会の緊張がチーム内で維持できるなら、素晴らしいメンタルの持ち主の集まったチームですが、そんなことあるはずがありません。選ぶなら選ぶで特別待遇にしない、試合に普通に出られないなら選ぶべきではないということは当たり前のことではないですか?

今日の敗戦で決勝進出が厳しい状況となった日本ですが、最後の望みをかけて、次の豪州戦に挑んで欲しいものです。

そして、飯塚君にあまり無理をさせないでください、永田監督。

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