幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

閉店。

私にとっては、かなり衝撃的なニュースでした。

www.chibanippo.co.jp2023年2月いっぱいで、津田沼パルコが閉店とのこと。

 

ここは、いろんな思い出が詰まっているんですよね。私と同世代くらいの方で、お住まいが船橋、鎌ケ谷など新京成電鉄沿線の方であれば、津田沼は「外せない」ターミナルです。

 

この津田沼パルコは1977年オープン。私が、父方の伯父の家に下宿する為に、宮崎からやってきたのが1978年の春、当時の国鉄津田沼駅北口を降りて正面に建っていた津田沼パルコは私に「都会だなあ」と思わせるには十分な佇まいでした。

 

とは言っても、当時をご存じの方ならお分かりだと思いますが、津田沼駅北口正面には農家が一軒残っており(今のバスターミナルのあたりすべてが、この家の敷地でした)、その中に牛が1頭、飼われていたんですよね。その牛とパルコの入居する大きなビルとのギャップにも驚かされたことが、今でも印象に残っています。

 

上の記事の中にも書かれていますが、この商業ビルの中で「思い出」を残している方は相当数いらっしゃるのではないでしょうか?

そういう私も、運転免許を取って初めて立体駐車場に駐車したのが、このパルコでした。

 

他にも、中学校の同窓会で2階の喫茶店を貸し切ったり、レコードと言えばここのテナントだった新星堂で買っていたり、西友だったB館では食料品を買ったり日用品を買ったり家電品・・・今でも使っている電気ストーブを買っていたり、また「お年頃」で多少着るものに気を遣うようになってからはここのショップで馴染みのお店も出来てそこで服は全部そろえていたりと、思い出せば数え切れないほどこのパルコを利用しておりました。

 

映画館で映画を観たり、視力が落ちてきて最初の眼鏡を作ったのも、ここでした。

 

小売業をとりまく環境が、この津田沼パルコの開店当時からは全く変わってしまい、駅前型から郊外の大規模ショッピングセンターへ消費の中心が移っていった現在では、この津田沼パルコのような以前でいう「好立地」でも、商業施設を維持するのは難しいのでしょうね。通販の台頭やコロナでの客足減という追い打ちもありましたし。

 

こんな分析をしている記事もありました。

www.itmedia.co.jp

幸いにして閉店までまだ1年以上ありますので、また訪れてみたいと思います。

 

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