http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20050912k0000e010020000c.html
今回の総選挙、結果は自民の圧勝ですが、得票そのものはそれほどでもありません。まさに小選挙区制を逆手に取り、過剰な演出とマスコミの誘導で出来上がった現象ではないか？と思います。
小選挙区制は、政権交代を可能に出来る制度とは思っていましたが、こんな風に逆ブレすることも当然あるわけで、この結果を見ると本当に民意を反映するなら「全部比例代表」にしなきゃダメですよね？
それにつけても選挙前までは、小泉自民党の動向を面白おかしく、かつ友好的に報道してきたマスコミ各社ですが、選挙結果を見てだいぶ風向きが変わって来ましたね。
もちろん今までどおりにノーテンキに自民の下位当選者を興味本位で追っかけたり、刺客の女性議員のスキャンダルを穿り出そうとしたり、基本的には節操ないんですが、電車の社内吊り広告や新聞の見出しなどは、概して小泉政権に否定的なものが目立って来ました。
その論調は、「大増税へ」とか「憲法改正へ」とか言うものですが、なんでそれを選挙前に報じないんですかね？終わってから騒いだって、単なる責任逃れのように思うのですが。。。
今更ながらに無責任事なかれ主義、しかも興味本位で売れりゃいい・・・のマスコミさんたちに、骨のある人は居ないものか、と溜め息が出ます。
