幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

2019-01-01から1年間の記事一覧

離れているということ

距離が現実を麻痺させる あの日からもう かなりの時が経つと言うのに このまま能登へ向かえば お帰りと 何事もなくあなたが 迎えてくれそうで 走りたい 時を越えて あなたの待つ 所まで 変わらない景色と 変わらない時の流れ 僕の目に映るこの景色は どこに…

疑問。

先日は、路線バスの車椅子対応について取り上げましたが、今回は本丸です。 「鳴物入り」で首都圏を中心に旧来のクラウンコンフォートや日産セドリックの旧タクシー専用車両からの置き換えが進んでいる、トヨタの「ジャパンタクシー」。これ、なぜかUDタクシ…

偽物。

トヨタの「軍門」に下り、すっかり三流住宅会社になったミサワホーム。以前は施工も専属の大工を抱えるなどして丁寧な仕事で定評があったのですが、最近ではすっかりその評判を落としています。 www.youtube.com それでも現経営陣は旧ミサワ色の払拭に必死で…

バリアフリー。

ちょっと耳を疑う処分です。 www.chunichi.co.jp今年の7月、帝産湖南交通のバスに瀬田駅から車椅子で乗車しようとしたが、「スロープの操作が分からない」と車椅子対応の車両の運転手に"乗車拒否"され、用務のあった大学への到着の時間が遅れ充分な準備が出…

茶番劇。

これは久しぶりに映画館で観たいな、と思ったのですが公開後に母が亡くなり、その後のあれこれで結局映画館へは観に行く機会を逸してしまいました。有料の動画サービスでネット公開されるのを待っておりましたが、こちらで視聴可能になり、さっそく観てしま…

五十路。

最近少しはブログの更新も増えて来ましたが、中々サラリーマン時代のようには、行かないですね。今日は久しぶりに音楽の話題を。 flowercompanyz.com ja.wikipedia.org 私の音楽的嗜好として、"ミュージシャンズ・ミュージシャン"的な方の音楽を好んで聴く傾…

責任。

負ければ監督の責任・・・とは言いますが、どの監督かは別問題です。 full-count.jpU-18日本代表は韓国代表とのゲームを、延長10回タイブレークで5-4でサヨナラ負けとなりました。継投での投手起用の順番、先発の佐々木君の人選と過度な配慮、そして度…

慟哭

いつでもそこにある いつまでもそこにある そんなことは思いもしない それでも若き日の 忌まわしき日々の記憶が 声の帰省を躊躇わせる 呼び鈴のその先に 貴方だけが居てくれたなら 悔やめどもその時には 重い現実 また来年の その言葉を奪った 他愛ない時を…

是非。

夏の高校野球、各都道府県の決勝戦もほぼ終わり、代表校が揃いつつありますが、ある投手の起用法が話題を呼んでいます。“高校BIG4”などと、勝手な名前をマスコミがつけていますが、その一角とされ、4人の中でも最もプロでの期待が大きいとされている岩手県…

責任。

2019年夏の高校野球選手権千葉大会、母校・習志野は8年ぶり9回目の甲子園出場となりました。 www.hb-nippon.com 今日はラッキーにも公休日でしたので、一も二もなくマリンに向かいました。 www.facebook.com 小林監督は選抜出場を決めた時から、ナインに対し…

審判。

参議院議員選挙の選挙期間が終了しました。今回の選挙の争点は、安倍晋三がついにというか、憲法改正を持ち出して来ましたが、もちろん本質はそんなところにはありません。2019年10月に予定されている消費税増税。これまでは安倍政権が選挙対策で延期…

感情。

母の死のあと、“家族”と言えば妻と息子だけになってしまった私ですが、それはそれですっきりした思いも、実はあります。いなくなってみて、初めて分かったというか。家族関係の維持に、母も相当腐心していたんだろうな・・・と、強く感じました。もう、私は…

光明。

3月3日に亡くなった母の、納骨を済ませました。 20数年前に、能登の実家へ母と共に早めのリタイヤ生活を始めた父ですが、その頃の“勢い”はどこへやら、パーキンソン病で不自由になった身体もあるのでしょうが、すっかり弱ってしまいました。 母の葬儀の…

遠吠え。

10年ぶりの母校のセンバツ出場、しかも初戦突破で喜んでおりましたが、とんだところから“因縁”をつけられてしまいました。 www.daily.co.jpそもそもの話ですが、野球ではグラウンド上で選手に伝達事項がある時に「サイン」を使いますが、それを相手チームの…

もう一度

病の果て 痩せた背中の 固い指ざわりが 胸に突き刺さる 瞳に浮かぶ涙の意味は もう聞こえない セピア色の あなたに 届かぬこの声で尋ねてみる 幸せかい? 歩んだ時に 思いを馳せれば そこに喜びがあるだろうか ささやかな日々の1ページ 信じたい モノクロー…

追及して、見えたもの。

その時は、あっけなく訪れた。 平成31年3月3日、午後4時27分に、母は永眠した。ステージⅣの末期の胃癌が見つかってから1年10か月、腹膜に転移が見つかってからはたったの3か月、苦痛だらけ矛盾だらけの末期がん医療しか受けさせてやれない自分の…

追及 その2。

息子の母親は、元々母には向かない人間だった。 子供が生まれたら変わってくれるのではと、そんな期待をした私が馬鹿だった。妊娠中「お前のせいで私は社会から脱落するんだ!」と膨らんだおなかをこぶしで殴りつけるような妊婦だったが、出産の瞬間に声にな…

追及 その1。

5歳くらいの頃だった。家族でドライブへ出かけて、リアシートでうとうとしていた時、経験したことのない寂しさが、心を支配した。前のシートで話をしている両親がぼんやりと、とてもとても、遠い世界の出来事のように、見えたのだ。 「この人たちは、僕の何…