ジョン・レノンの「GOD」で、神、広義の宗教・信仰心を表したことだと思いますが、彼はこう表現しています。
“God is a concept by which we measuer our pain”(神様、とは、私たちの痛みをはかる為の概念だ:下手な翻訳BYまーきん。)
宗教というのは、その生い立ちからして人間の弱さを象徴するものだと思います。自分が弱い、力が無いと悟ると自分以外の拠り所を欲し、それを共通に普遍的に昇華させていったものが、宗教になっていくのだと、私は考えています。
ですから、宗教・信仰心を持つにはまず自分の心の悟り(自分が弱いことについて)から始まり、救いの手を誰かへ求めることから始まるものです。
しかし、巷に溢れるまがい物の宗教は、街頭に立って募金に見せかけて勧誘してきたり、はたまたありがたい話が聞けるから一緒に聞きに行こうとか、“こちらへ擦り寄ってくる”という特徴があります。
本当に救いを求めるなら、“誘われて”行くものではありませんよ。
誘われたなら、それは「偽物」に間違いありません。