幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

もう新聞辞めたら。

今年は元日から、ものすごく不快になっちゃいました。

ネット君臨:第1部・失われていくもの/1(その1) 難病児募金あざける「祭り」(毎日新聞

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/kunrin/news/20070101ddm001040002000c.html

いやー、正月から目が点になりましたねー。消費者金融を、団体信用生命保険で叩いて、これから“被害者”を大量生産しようって大切な時に、新しく詐欺の片棒担ぐとは、良い度胸してますよね。

ネット社会を検証するってお題目で、まず手始めに2ちゃんねるの住民を、分かりやすく狙い打ちにしたんでしょうね。それには「お涙ちょうだい」の移植モノがもってこいだということで、この“さくらちゃんを救う会”問題を取り上げたと思われます。

でも、上記リンクの記事の書き方、相変わらず一方的なんですよね。情報操作も良いところです。実際に2ちゃんねるで、何が問題になって火が点いたかは一向に触れず、あくまでこの募金の当事者を被害者扱いに終始しています。しかし、この募金の当事者も、よくよく調べてみると色々と問題点ありそうですよ。

 まず第一に、募金を管理する怪しげな組織の存在が問題です。詳細は下記の「まとめサイト」をご覧になってください。 http://www18.atwiki.jp/sinusinu/

この、沢山の「救う会」を主催する“トリオジャパン”という団体の不透明性を放っておいて、2ちゃんねるの住人だけ「悪者」に仕立て上げるのは、マスコミ、いや人間として失格ですね。

件のさくらちゃんのご両親がNHK勤務でかなりの高給取りでっていうのは蛇足としても、このトリオジャパンを突っ込まないでどうするんですか!

(実際このご両親が二人合わせて3,000万を下らない年収ではあるらしいですね。それだったら借金して移植費用捻出出来ますよ、普通。年収の3倍程度なら充分可能ですし、私が同じ立場なら募金を待たずにそうします)

昔は「ペンは剣よりも強し」って、言いましたけど毎日新聞にはそういう気概はまったく無いようですね。分かりやすく叩けるものは叩いて、正義の味方ぶっていればそれで良いんでしょう。

叩くところが全然違っていますよ、本当の「マスコミ」だったらね。