幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

ならしのプロジェクト。

今朝、テレビを見ていたら、子供達に三角ベースの楽しさを伝えようと活動している方が紹介されていました。 習志野三角ベースボール復活プロジェクト代表幹事の、木村さんです。

「国際三角ベースボール協会」 http://handhitball.org/

「ならしのプロジェクト」 http://handhitball.org/pj/narashino/top.html

木村さんがこのプロジェクトを始めたきっかけを、テレビの中で次のようにおっしゃっておられました。

「自分の息子が友達と遊んでいる後姿、といっても二人でゲーム機で遊んでいるだけで、何の会話もなく下を向いているだけ。それでも“楽しい?”って聞くと“楽しい”って答えるんですよ。なんか背筋に寒いものを感じました。これはおかしい、違うだろ、と」

それで、子供たちが生き生きと遊ぶことの出来る遊びはないか、考えてたどり着いたのが、自分たちが子供の頃に親しんでいた“三角ベース”を、今の子供たちに広めて行こうということだそうです。

私も同じ思いです。息子にゲーム機を与えないのもそういう部分もあります。ゲーム機って大人がやる分にはまだ構いませんが、人間関係や友達付き合いを学ばなければならない子供時代に、こういう“個”の世界に逃避してしまうような遊びばかりさせて良いものか、と。

木村さんもそうだと思いますが、私も子供の頃は日が暮れても時間を惜しんで友達と三角ベースや草サッカーに興じていたものです。体を動かしますから体力も身につきますし、何よりも友達との触れあい、遊びを通じてのルール作りなど、社会性を育む体験が、こういう遊びの中には詰まっていると思うのです。

やわらかいゴムボール一つあればどこでも出来る簡単さが三角ベースの良さですから、それを普及することで子供の遊び方を変えて行き、世代を超えたコミュニケーションを促進し、私のようなおじさん世代には運動不足解消、そして遠くアフリカの子供達との交流まで実現出来れば、本当に素晴らしいですね。

今日たまたま私が見かけた番組の他にも、某国営放送では取り上げていたようです。そして千葉ロッテマリーンズもこの活動に興味を示しているそうです。マリーンズもこういうバックアップはどんどん進めていって欲しいものです。