http://www.mawj.org/
アメリカ・アリゾナ州で生まれたその団体は、難病に罹った子供の夢を叶えるお手伝いをしてくれる・・・そういう活動している団体です。
単にお仕着せに夢を実現するのではなく、子供の“生きる力”を信じて、自力で夢を実現するお手伝いをしてくれるのです。
私が初めてこの「メイク・ア・ウィッシュ」の存在を知ったのは、会社の同僚のお子さんが小児ガンで余命数ヶ月、という時に、この「メイク・ア・ウィッシュ」の活動で、そのお子さんが「イルカと一緒に、海で泳ぎたい」という夢を叶えたことでした。
同僚が沖縄に行ったのは知っていましたが、その内容を詳しく知ったのは、お子さんの葬儀の時でした。メイク・ア・ウィッシュという団体の援助で、沖縄でイルカと泳ぐことが出来たと、嬉しそうにしている写真がまた、参列者の涙を誘っていました。
私は、自分がそれほど恵まれた生い立ちではなかったものですから、やはり苦労されているお子さんを見ると、何とか援助をしたくなってしまうのです。もしこのメイク・ア・ウィッシュを知った時が独身だったなら、私はボランティアとしてずーっと通い続けたかも知れません。
似たようなことを思い切ってやってしまった方が、いらっしゃるのですね。
メイク・ア・ウィッシュの大野さん (ダ・ヴィンチ ブックス)
- 作者: 大野 寿子
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2006/02
- メディア: 単行本
メイク・ア・ウィッシュ・ジャパンの大野さんの本です。職員の採用枠なんてないのに、“押しかけ”で働き始めたという大野さんが出会ってきた、子供たちのお話が綴られています。
私は、この本は絶対電車では読めません。絶対、「怪しいおじさん」になってしまいますから(笑)涙腺の弱い方は要注意です。
紹介された子供さん全員が、輝いています。たまたま、この世に受けた生が、運命のいたずらで短くなってしまいましたが、メイク・ア・ウィッシュのお手伝いで、短いけれども他には代えられない人生を、過ごしていってくれたと思えるようなお話ばかりです。
メイク・ア・ウィッシュの活動は、ともすれば「最後の願い」を叶えるだけ、とも思われがちです。でも本当は、子供の夢を信じる力で、最後の生きる可能性に賭けたい・・・その為の活動をされているのだと、私は思います。
このメイク・ア・ウィッシュの活動にご興味をもたれた方は、こちらへ。
http://www.kddi.com/corporate/torikumi/kibou/index.html(KDDIクリック募金「キボウのカケラ」)
ワンクリックで、メイク・ア・ウィッシュの活動へ、募金が出来ます。。。