幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

違い。

東京都の某知事が、この東日本大震災を“天罰”と言ったとかで批判を受けたりしておりましたが、私は瀕死の民主党政権にあっては“天恵”ではないかと思えたのですね。
これだけ失政続きでも、いくらなんでも災害対応ではそれなりに働くであろうと・・・。

でもそれすらも満足にどころか、被災者の方々の人間としての尊厳を守ることさえ、出来ない連中なのですね。

第一、首相も官房長官原発に付きっ切りとは何事ですか!!本来の官房長官の業務は、大所高所に立って全体の状況を正確に掌握し、必要なところに必要な物資を送る手配を行ったり輸送路の確保を行ったり、もっともっと地味でありながら非常に重要な役割を担っているはずです。

ところが行うことはと言えば原発に関しての会見のみなんて、震災は福島第一原発だけ襲ったのではないですよ。しかも、その原発での対応も民間企業である東京電力に丸投げ状態で責任転嫁し、何もかもが後手後手でどんどん状況を悪化させた挙句に、自らの命を賭けて出動する東京都のハイパーレスキュー隊員に対して、処分をちらつかせ恫喝するとは・・・。

都知事、消防隊への圧力に抗議=原発放水「速やかにしないと処分」-海江田氏発言か

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000081-jij-pol
↑この記事、アクセス出来なくなるのが早すぎです。政府からの圧力でもあったのでしょうか?

代りに47newsの記事を貼ります。
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032101000578.html


誰かさんは、今日(21日)の雨模様のお天気で、放射能が怖くて視察を中止にしたくせに・・・
http://www.asahi.com/politics/update/0321/TKY201103210047.html


こういったどうしようもなさの根本は、こんなところにも現れています。自民党の議員達が、被災地への物資の送付や人的支援に動いているのに対して、民主党の議員たちは「机上の空論」に終始しています。

良い例がこの二人ですね。同じ選挙区で争った二人ですが、この未曾有の天災に対して、こんなにも行動が違うとは・・・。

小泉進次郎オフィシャルブログ

http://ameblo.jp/koizumi-shinjiro/


よこくめ勝仁公式ブログ
http://ameblo.jp/katsuhito-yokokume/entry-10834027942.html


小泉議員のほうは、支援物資の送付に止まらず、被災者を神奈川県へ移送したり募金活動に参加したりと、震災直後から精力的に活動なさっていますが、対するよこくめ議員は、「会議」だけ・・・。震災から7日も経過しているのに、未だに「会議」ですか?この違いが民主党議員の意識と能力を物語っているように思います。国会議員になろうという志のある人間が、この非常事態になんですか!!!自ら動くことなく会議で仕事をした気になっているようでは、「次」はご遠慮いただきたいものです。


それにしても感動したのは、東京消防庁ハイパーレスキュー隊の皆さんです。私はニコ動で会見を見ましたが、隊員の方ももちろん素晴らしいですけれど、奥様も皆さん素晴らしいですね。私はつくづく自分がダメだなあって、思い知りました。このレスキュー隊員の方々の置かれたような状況に自分が立ったとき、どんなことを思うのだろうって、考えてしまいました。

それと石原都知事、リーダーとしてかくあるべき、を身をもって示したような気がします。
「言葉にできない。ありがとう」石原都知事、感極まり言葉詰まらせる 放水活動の消防隊員に謝辞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110321/dst11032121370087-n1.htm

「あの強気の知事が涙を流して礼を言ってくれた。上から物を言うだけの官邸と違って、われわれのことを理解してくれている。だから現場に行けるんだ」
・・・東京消防庁ハイパーレスキュー隊員のこの言葉が、全てを表しているように、思います。

まだ、2号機・3号機から発煙しているような状態で、予断を許さない状況のようですが、このハイパーレスキュー隊の方々の志を無にしないよう、なんとか危機を脱して欲しいと、私も祈っております。
VPS

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