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幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

世も末。

子育て・家族

小学校低学年の25%「お金が一番大切」 (読売新聞)
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_06051808.cfm


目が点になった記事です。小学校低学年からこれでは・・・。記事の中ではヒルズ族云々と出ていますが、このくらいの年頃だと両親の人となりに一番影響を受けますから、親の責任は重大です。生活に余裕が無いのはいずこも同じですが、あまりお子さんの前でお金お金と言うようなことは、避けるべきだと私は思います。そんな両親であれば、黙っていても子供は“拝金主義”に陥ってしまいます。

確かに、お金がないと出来ないことは多いです。狩猟生活や農耕生活を送っているのではない限り、現代の社会では貨幣と関わりを断ち切るなんて出来ません。しかし、お金で買えない物がある、ということ、お金だけに左右されない生き方を日頃から心がけていれば、こんなことを言う子供は育たないと思うんです。家族で外出するにしてもお金をかけるやり方ばかりではなく、お金を意識せずに出来る遊び方や楽しみ方を両親が実践することで、自然とお金を意識しないで生活していくことが出来ると思います。

なんて偉そうなこと言ってますけど、うちの息子は家のお金に手をつけちゃって、お金に対する欲望が顔を出してしまわないような教育が出来ていなかった自分を恥じています。このような倫理的なことや道徳的な考え方は、父親の影響力が非常に強いと思いますので、より一層私の責任を感じています。

子供にルールを守ることを教える最も有効な方法は、家庭の中に絶対的なルールを作ってしまうことです。その早道が、お父さんをそのルールにしてしまうことだと、私は考えます。これは現代のお母さんになっている女性から見ると、非常に困難なことかも知れません。何故なら、現代のお母さん方も“父親を立てる母親”に育てられた方は少ないからです。女性の権利が向上していくことは歓迎なのですが、同権を主張するあまり「相手を敬う心」が失われているのではないかと思います。別にお子さんの前だけの芝居でも良いですから、お父さんを“絶対的なルール”にしてください。お子さんにとって分かりやすい「正しい・正しくない」を判断する基準は、家庭内で絶対的ルールを作り、それをきちんと守らせることで育んでいけるものです。
正直なところ、私も再婚という引け目もあって、妻にはあまりそういう話をしておらず、息子に対しての対応も、妻と私でバラバラな部分がありました。勢い、長く息子と接する妻のルールが私のルールより優先されてしまい、私が息子を叱って居る中で、妻に発言を訂正させられる事がままありました。その結果が「家のお金に手をつけてしまった」ことに繋がっていると思うんです。理屈が通らなくても良いんです。父親の言うことは全て是として受け入れることを学ぶ時期も、絶対に必要だと思うのです。いずれ何を言っても自分で判断しなければならなくなる時期は来ますから。

しっかりしたお子さんを見かけると、そのご家庭は決まってお父さんに威厳があるように思います。反対にちょっと遵法精神の希薄な、非行に走ったり社会ルールを守らなかったりするようなお子さんのご家庭は、お父さんの存在が希薄だったり、お父さんが否定されていたりすることが多いです。
世のお母さんたちにお願いしたいのは、父親を批判したり馬鹿にしているように受け取ることの出来る言動は、お子さんの前では絶対に避けてください。正面切って父親の批判をしないまでも、お子さんの前でお父さんを軽んじる言動を続けていると、お子さんの倫理観や遵法精神は必ず損なわれて行きます。

子供を「友達」のように接する事を是としている親御さんが、時折いらっしゃいます。でも私は、子供は子供で、親は親だと思います。親は、特に父親は子供が巣立つまで責任を持つ代わりに、子供にとって絶対的な存在であるべきです。人格を否定しろとは言いません。ですが親と平等ではおかしい。友達として接するのは楽でしょう。でもそこに年長者を敬う心の成長は無いと思うのです。