幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

お手上げ。

M 0 - 4 L

勝利投手:松坂(15勝4敗) 敗戦投手:渡辺俊(5勝10敗)

本塁打: 細川7号

今日は自宅に帰った時点で丁度俊介がマウンドを降りるところでした。ピッチングは見られませんでしたが、4失点とは言え連打を許したのは失点した2回と8回だけでしたので、今シーズンの中では良いほうの出来だったのではないでしょうか?

以外だったのはミラー。今日1軍登録されて早速当番しましたが、ファームでの好投で自信をつけたのか、落ち着いて投げているように見えました。まあ、打者4人ですからなんとも言えませんけど、ピッチャーゴロの処理もまあまあだったので、今日のところは及第点を上げられるでしょう。

打線は松坂の前に完全沈黙ですね。9回の西岡のスリーベースまでは3塁すら踏めない体たらく。松坂は7回でマウンドを降り星野-小野寺と出来はそんなに良く見えませんでしたがまったく打てる気配が無いですね。

西岡のスリーベースの後、青野のバッターボックスが象徴的でした。ストレートを打ってピッチャーゴロでしたが、セオリーで言えばワンアウト3塁でライト方向へのゴロは最低限の仕事です。青野もその意識はあったようで、ピッチャーゴロですが体はライト方向を向いていました。でもきちんと“右方向へ打つんだ”という意識が徹底されていないのでしょう。それほど球速もないストレートに差し込まれて右方向へ打球を運ぶことが出来ません。あと少し、きちんとライト方向を意識して踏み込みが早ければ、少なくともセカンドゴロにはなったでしょうね。それが出来たボールなのにピッチャーゴロ・・・。これが現在のチームの状態を表してるな、なんて感じてしまいました。

すっかり傍観者ですが、これで借金2、残り15試合全勝しても74勝しか出来ず、到底プレーオフラインには届きません。これが現実でしょう。

去年は“ボビーマジック”ともてはやされ、打つ手打つ手がまんまと当たってきました。でも、選手の実力を点数化してチームごとに合計すれば、今の順位はほぼ妥当だと考えています。問題は、「チームの本当の強化」を、ロッテ球団がどのくらい真剣に考えているか、です。強化策もチーム編成も、全部ボビー任せで良いのですか?ボビーの良いところを生かして、足りないところを補う姿勢が、去年のオフの球団には感じられませんでした。

それと、パリーグの各球団に、マリーンズは良く研究されていますね。今日の投手起用にしてもそうですが、本格派のあとの左腕起用とか、左投手が先発するととたんに落ちる得点力とか崩れる打撃陣、苦手な先発投手は徹底してマリーンズへぶつけるなど、同じように選手を使われています。いい加減にそれに気づいて、ちょっとは対策を立てないと、あまりに不甲斐無さ過ぎです。それというのも、ボビーに頼りっきりの何の工夫もないチーム編成が、こういうところでボビーに何も意見できない状況を作ってしまっているんでは無いでしょうか?

まあ、来年です。