幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

締めくくり。

E 1 - 3 M

勝利投手:清水(10勝8敗) 敗戦投手:小山(0勝2敗)

本塁打: ベニー17号、サブロー9号

このゲームでイーグルスは飯田・カツノリ両選手が引退、この時期になるとどこのチームも引退の話題が出てきて、既に同年齢のプロ野球選手が殆ど居なくなった私としては、複雑な思いで見たゲームでした。

先発も昨年の開幕戦と同じ顔合わせと、シーズン最終戦にするにはもったいない盛り上がりの中ゲームが始まります。ナオはまずまずの出来で、安打を集中された5・6回こそ真ん中にボールが集まりますが、そこはイーグルス打線の拙攻にも助けられ要所はきちっといいボールが来てましたので、大崩れなく安心して見ていられました。

攻撃面ではイーグルスを下回るたった5安打ながら、ベニー、サブローの1発が効きました。ただ、渡辺にも小山にも、この1発以外ノーヒットって、ちょっと考えちゃいますね。マリーンズの打線は今季本当に良く相手チームに研究されていたように思います。攻め方から投手起用まで、どのチームも徹底していましたから、何の対策を打っているように見えなかったマリーンズでは、今年のこの成績でも致し方ないのかも知れません。

イーグルスもほんと言うと岩隈にもっと投げて欲しかったんですけどね。岩隈相手にどこまで攻められるか、そういったものを見てシーズン終えるのも良いかな?なんて思っていたので、岩隈の途中降板は残念でした。どうもあんまり良い状態ではなく、“行ける所まで行く”って感じでマウンドへ上がっていたようですが。

それと相手のキャッチャー、カツノリが引退試合だと言うのに、何の遠慮もなく7盗塁と走りまくり、9回にはその盗塁から貴重な追加点を入れました。何もこんな試合でそんなに走るなら、もうちょっとシーズン中走れる奴をゲームに出せよ。展開としては悪くないですが、時期と相手の面子を考えるとどうかな、と思っちゃいました、正直。

ベニーはロブソンコーチのラストゲームに、良いホームランが打てましたね。ロブソンコーチも契約満了と言うよりは、体力的に限界が来ていたようなので、あとはゆっくり、アメリカへ帰って余生を送って欲しいな、と思います。去年の日本一は何よりの記念になったでしょう。モロの引退と言い、初芝の引退と言い、なんだかんだ言って去年の日本一は、良かったと思います。自分の応援するチームのメンバーが野球人生を終えるときに、何よりの記念になったことは、優勝を知らずに終えることよりずーっといいのかな?なんて考え始めました。

これでマリーンズの2006年シーズンは、65勝70敗1分け、リーグ4位、ナオも宏之に続いて二桁勝利を達成し、シーズンを締めくくることが出来ました。

来年は、もっと良いシーズンにして欲しい。今年を糧にして。