幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

White Album。

今回のデジタル化対象は、私が生まれて初めて買ったLPレコードです。The BEATLESの通称“ホワイトアルバム”です。

初めて買っただけに扱いに不慣れで、盤面が傷だらけです。聴いていてもスクラッチノイズが多く、CD化してカーステレオで聴いてもパチパチ音が聞こえるレベルになるくらい、酷いものでした。

今までデジタル化したレコードでスクラッチノイズの酷いものは、DENONのアルコール系のレコードクリーナーでクリーニングしていたのですが、この洗浄液がなくなってしまい、新しい同等の製品が、今ではどこも取り扱いをしていないのです。

色々調べて見ましたが、このクリーナーが評判良さそうなので、チャレンジしてみました。

レイカのバランスウォッシャーです。

http://blog.diskunion.net/user/recordaccessories/recordaccessories/2160.html

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ネット上でも意外と入手困難で、私はここで購入しました。

http://joshinweb.jp/av/1599/2098771254393.html

Joshinのネットショップです。

使い方は説明書を読んでも、何だか良く分かりません。文章だけで書かれても、はっきり言って「分かる訳がない」ですよね。「33A」と「33B」の使い分けは分かるのですが、この液体をどのくらいの量でどうやって拭き取ったら良いか、これはやってみて感覚でつかむしかありません。

そういうところがアナログオーディオの趣味の領域だったのですよね。

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33A液は、説明書通りに多めに使ってレコードの溝に沿って擦ります。全体がうっすら濡れる位が、洗浄力がありそうです。写真くらいの量をレコード盤面に垂らしたあとで、専用のビスコと呼ばれる布のようなもので擦り、、その後乾いた別のビスコで拭いて行くのが良さそうです。

最初は33A液に続けて33B液(多分、界面活性剤のような効果があるのでしょう)を処理しましたが、1枚のレコードを処理するのにビスコを何枚も使ってしまうので、A/B面両方の33A液でのクリーニングを終えてから、33B液で処理しましたが、このやり方でもそう問題はなさそうです。

説明書ですと、33A液でクリーニングして33B液で仕上げをするようなのですが、この処理を繰り返し3回ほど“ホワイトアルバム”に施しましたら、スクラッチノイズが驚くほど少なくなりました。

元々が傷だらけなので、完全に無くすことは不可能ですからね。

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ポスターと4人のポートレイトが付属していました。高校生の頃はこれを自分の部屋に貼っていたので、画鋲の跡が残っています。ポスターの裏面は歌詞カードになっています。

このレコードを購入したのは、宮崎の西村楽器店です。

http://www.nishi-mura.co.jp/index.html

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ここで買うと店名の入った袋に入れてくれました。でももう、CDなどの販売はしていないようですね。

時代の流れでしょうか。。。