幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

やはり。

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今年2回目のマリンが、CS断念決定ゲームとなったのも、何かの運でしょうか?

マリンでのゲームも今日を含め3試合、たぶん今日を逃すと来年まで無理・・・と思い、会社をほぼ定時で上がると一路五反田からマリンを目指しました。

ルートは都営浅草線から京成線直通電車に乗って一気に京成津田沼まで。京成も頑張ってますね。17時52分五反田発の快速特急成田空港行きで、京成津田沼着は18時48分でした。以前はこのルート、たっぷり1時間以上かかっていましたから。

津田沼京成千葉線に乗り換え、お隣京成幕張本郷駅で降りて、マリンスタジアム行きのバスへ乗りましたが、これって当たり前ですけど海浜幕張駅に寄るんですねorz...。五反田からやっぱりJR有楽町駅で京葉線乗り換えで来た方が良かったかな。それにしてもずいぶんと多くの人が海浜幕張駅から乗り込んで来ました。今日はマリンでなにかイベントあるのかな?なんてお気楽に考えながら・・・。

肝心のゲームはというと、京成津田沼の待ち時間で携帯の公式サイトを見て、思わず苦笑しました。何ですか、2回表の「7」って数字は(笑)。

そう言えば去年も仕事上がって出かけたマリンはボロ負けだったことが、頭によぎりました。
http://makuhari-windy.blog.so-net.ne.jp/2007-09-10
このときはマリンに着いた時点で8対ゼロだったんですよね。

今日も俊介が満塁を含む2本のホームランを浴びて、あえなく撃沈していました。
それでも私がマリンのスタンドに座った4回裏では、9対3まで追い上げていたんですよね。

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マリン到着時です。

しかし、私は自分がただ今年最後のゲームを見たい!と思ってマリンへ来たのに、海浜幕張から沢山人は乗ってくるし、マリンでは1塁側指定は売り切れとかアナウンスしてるし、「何でこんなに込んでるんだよ」と思っていました。でもそう言えばすっかり忘れていましたが、今チームはクライマックスシリーズへ出場出来るか否かの瀬戸際だったんですよ、奥さん!

マリンのセンタースクリーンでファイターズがイーグルスに大差を付けて勝っている情報が流れると、マリン全体にため息が流れましたね。やはり皆さんご存知でしたか(え、知らないで見に来たのは私ぐらいのもの?!)

先発の俊介の状態は見ていないから分かりませんが、私がマリンに着いた時にマウンドに居た伊藤は良かったですね。ゲーム中盤に失点せずに切り抜けた今日のピッチングは素晴らしかったです。4イニング目にかかった7回はちょっとボールがすっぽ抜け出してピンチを招きましたが、その後ブライアンに繋ぐまできっちりゼロで抑えました。真っ直ぐにも伸びがあり、変化球もキレがありましたね。

打線のほうは、気になったのが西岡の足の状態です。5回の得点の口火となる内野安打の全力疾走も、次の塁を狙うのも無理な状態でしたし、9回の細川のショート深い位置のゴロも取ることは出来ても、踏ん張ってスロー出来ないほどに足が悪いのでしょう。ファーストへ投げるのもほぼ諦めたように見えましたし・・・。

あとは途中でフリオに替わってしまいましたが、将が良いですね。オフのFAの目玉と呼ばれるだけあって、発奮しているとは思いませんけれど、将ならではの思い切り良いスイングが功を奏している感じです。今の状態ならフリオの代打なんて確率落とすだけですね。

今日のゲームで一番気になった選手は、マリーンズではなくライオンズの「0番」大崎です。初めて見る選手でバッターボックスでも初々しさを感じました。たぶん、優勝も決まったことで、渡辺監督がテストっぽく起用しているのでしょう。雰囲気から想像するに、まだまだ“一軍半”の選手でしょうが、三振の後振り逃げチャレンジしようとしたり、とにかく必死さが伝わってくる選手ですね。いやあ、若いって言うのは良いですね。

ゲームは5回の裏に2点を取って尚ノーアウト2,3塁のチャンスを、無得点で終えた時点で終わりました。ピッチャーが替わった訳でもないのに攻め切れない・・・流れは完全にマリーンズに来ていたのですけどね。
強いチームとの違いがはっきりしてしまいました。強い時なら流れに乗って行こうとそれぞれの選手が思うのでしょうが流れの悪い、今のマリーンズの状態では「自分で切れたらどうしよう」的に萎縮しちゃってますね。
この回、ボールが浮いて抑えの効かなくなった涌井を攻め切れなかったマリーンズと、2回ラッキーなチャンスから攻め込んで俊介をノックアウトしたライオンズの違いは、チャンスを迎えたときの「意識の差」ではないかと、考えてしまいました。

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本日の結果(写り悪くてごめんなさい。携帯の写真設定間違えていました)


これで今季のパシフィック・リーグの3位以上順位は確定です。バファローズは大石監督になってから憑き物が落ちたように本来の自力を発揮しましたね。元々バッティングは良いですから、それに引っ張られる形でピッチャーも成長していった感がありますね。

ライオンズも優勝決定直前ぐらいから何だかおかしいです。今日も最後のイニングに調整登板のような形で搭乗したグラマンが、西岡のバント処理で足を痛めてしまいました。ベニーに“一本”決められた細川も最後に銀仁朗に交代していますし、涌井も調子をかなり落としています。GGもクライマックスシリーズには間に合いそうもないようですし、ライオンズの日本シリーズ進出は難しいのではないでしょうか?

クライマックスシリーズはまず、ファイターズ対バファローズで始まりますが、ここをバファローズが連勝で勝ち抜け出来れば、“ひょっとして”そのままシリーズ出場権獲得してしまうかも知れませんね。でも、清原はもう出場しませんけれど・・・。

マリーンズはあと2試合残すのみです。せっかくマリンへ行きましたが、今日は何もグッズ系は買わずに帰りました、だって来年どんな体制でどんなユニフォームになるか分かりませんから・・・。