幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

正念場。

明日の先発が発表になりました。(M:渡辺俊 Bs:川越)
俊介はここ2試合とても安定していますので、確実にものにしましょう。
心配なのは福浦の肘の状態です。結局ライオンズ2連戦は欠場してしまいましたので、あまり状態は良くないのでしょうが、せっかく調子を上げてきたところなので早めに帰って来て欲しいです。
泣いても笑ってもあと13試合、これからが本当の正念場です。去年の悔しさを思えば今日のこの成績は上出来とは言えますが、目指すはあくまでリーグ制覇、そして日本一です。

日本のプロ野球人気が低迷していますが、今までの読売中心、読売頼みのやり方が「No」になっただけで、未だに野球を見る為に1試合1万人近い方々が球場に足を運んでくれています。この事実をどう捉えるかによって、今後のプロ野球の方向性が見えてくる、そう思います。
私が応援する千葉ロッテマリーンズ、今年の好調と交流戦優勝までは、単なる熱狂的ファンのいる地味な球団でした。今年は交流戦があり、かつチームが強くなった為に脚光を浴びることも多くなりましたが、本当に去年まではただのローカル球団で全国区的にはまったく知られていないチームでした。マリーンズの選手の名前を言ってくれと、他のチームのファンや野球に興味の無い方だったら、出てくる名前は「村田」とか「落合」だったりするかも知れない程度の球団でしょう。
そこへ来て今年のこの好調です。去年の今頃は今年優勝を争っているホークスとの合併まで噂され、私も「マリーンズが無くなるんではないか?」という不安感でいっぱいでした。
でも、今年の好調ぶりはどうでしょう?去年と殆ど変わりない戦力で、ここまでの成績を上げられるんです。もちろん、選手の精進もありますがマリーンズファンの応援によって相手が緊張し、勝利のきっかけを掴むことも、マリーンズならではスタイルです。どんなにチームが負け続けても、それでもスタンドへ行って支えたり、チームが不利となればビジターでもホームチームの応援に負けないくらいの声を上げて選手を勇気づける事もあります。選手とファンの距離が近いなあ、とスタンドで感じることが出来るマリーンズのスタイルでリーグ制覇出来たら、こんなに嬉しいことはありません。
こういったマリーンズのスタイルでチームが強くなり、かつ球場へ多くの方が足を運び収益を上げることが出来るようになれば、読売主導の運営方法へのアンチテーゼとなって、新しいプロ野球の姿がアピールできると思うのです。

マリーンズが今優勝を争っているホークスは、読売と何ら変わりない方法でチームを強化し今の成績を上げています。この方法ではカネのあるところだけ強くなればいいってやり方です。いくらカネをかけたって、今年の読売、アメリカではヤンキースもそうです。実際に勝っていますか?ホークスは王監督がちゃんと下から育ってきた選手も上手く使っています。それだけに手ごわいです。でも今年はファンとしてというより、プロ野球の今後の為にもマリーンズには勝って欲しいと思います。下から育ってきた選手と、ファンの応援だけでも勝てるよ、という姿を示して欲しい。

ところで全然話は変わってしまいますが、合併球団は何で「Bs」なんでしょうか?近鉄時代は「Bu」でしたよね?
「Bu」のままでは青波と一緒だからなんでしょうけど、どうして「B」の次が「s」なのか、イマイチ判然としません。どなたかご存知の方いらっしゃいますか?