２年間、本当に打てなかったけど、ひたむきに野球に打ち込んでいるあなたを、応援していました。
雑誌のインタビューで、「大切に扱ってくれる千葉ロッテのファンに尊敬される成績を残したい」といってくれたあなたを、信頼していました。
アジアシリーズで力んでまったく打てなくなっても、「想定の範囲内」と思っていたので、「また来年があるよ」と心の中であなたを、慰めていました。
シーズンオフになっても「基本的には、ロッテでプレーしたい」といってたあなたを、来シーズンもマリンで一生懸命応援するつもりでした。
でも、あなたはずーっとあこがれていたという「あの球団」へ行ってしまうのですね。
水戸という功利心にあふれた弁護士にそそのかされたのですか？
それとも、王貞治という、自分が記録を抜いた人の幻影に、まだ囚われているのですか？その方はもう、あなたのあこがれている「あの球団」を、見限っているのですよ。
チームメイトの小坂も、マリーンズを離れて「あの球団」行くことは、相当のショックだったのですよ。
私は、あなたが来シーズン、統制の取れない東京ドームの妙な応援の元で、「あの球団」のドロドロした人間関係と、特有の報道陣のプレッシャーに負けてしまうのではないかと、心配しております。
でも、もう決めてしまったから仕方ありません。
さよなら、スンヨプ。
