幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

ベスト4。

今日は、今大会雨でたたられ続けていることもあって、マリンスタジアムで準々決勝4試合が実施されました。まるで昔の甲子園のようなスケジュールですね。

当然のようにゲームは仕事で見られませんから、先程チバテレビ高校野球ダイジェストを見て内容を確認した次第です。

まずは結果から。

第一試合 銚子商 2 - 5 拓大紅陵

第二試合 市立船橋 7 - 8× 稲毛(延長10回)

第三試合 東海大浦安 2 - 6 千葉経大附

第四試合 横芝敬愛 1 - 2× 習志野(延長10回)

なんと言っても今大会の台風の目、稲毛の快進撃には驚くばかりです。2回戦で優勝候補筆頭、選抜出場の成田を破ってから、木更津総合、そして今日の市立船橋まで甲子園経験校を連破しての4強進出には、単なる“ツキ”を超えた何かを感じます。

ただ、悲しむべきはエース山下君がこの試合で6試合を一人で投げきっており、今日の市船戦を見てもさすがに球の走りも悪く、7失点も喫していました。応援したい気持ちは山々ですが、拓大紅陵打線にどこまで通用するか、でしょうね。ただ打線は好調で市船の3投手から8点を取っているのは振れている証ではないでしょうか?明後日の準決勝が楽しみです。

拓大紅陵は貫録勝ちでしょうか。銚子商は細かなミスが響いて、4回に大量失点(4点)してしまったのが痛かったですね。エースの永棟君は上背を生かしたストレートが威力ありそうです。今日の失点は小枝監督のおっしゃるとおり“簡単に”アウトを取ろうとしてボールを揃え過ぎました。大量リードの気の緩みもあったのでしょう。しかし監督の叱責をうけてから永棟君は平常心を取り戻し、その後は元のペースで投げることが出来たようです。そういうことをゲーム中に調整できるって言うのは、それはそれですごいことなんですけどね。今日、どっかのチームのエースみたいな人が、フォアボールから自滅していらっしゃったのとはえらい違いです。

千葉経大附、相手エースが焦ってボールが浮いたところを逃さずに連打して、東海大浦安を圧倒、4強進出です。松本監督の次男が再びレギュラーとして登場、兄弟揃っての親子鷹と行くことは出来るんでしょうか?

そして4試合目、最後の4強の椅子は我が母校習志野。椎名監督も“気持ちの差の勝利”とおっしゃってました。横芝敬愛のエース、千葉県No.1ピッチャーの呼び声高い鶴岡君を打球の強さでプレッシャーをかけますが、横芝敬愛守備陣の好守も光って1対1で延長となります。しかし最後はその守備陣のほころびで幕切れ。母校だからという贔屓目抜きで、今日はナインの勝とうという気持ちが劣勢を徐々に跳ね返して行ったように思います。勝とうという意識が相手の好守にヒット性の当たりを再三にわたってアウトにされても、めげずにしつこく出塁、次の塁を目指していたことが目に見えないプレッシャーとなり、横芝敬愛ナインを追い詰めて行った様に見えました。

準決勝は明日の予備日を挟んで27日、決勝は28日の日程ですが、梅雨前線の活動が弱まっているそうで、すっきりと決勝を迎えられそうな気もしています。

でも、出来れば雨で何日か順延になって土曜日にかかってくれて、マリンへ観戦に行きたいな、と思う今日この頃です。もちろん決勝に母校が進出したら、例え28日でも仕事抜けて行くかも知れませんが。