阪神タイガースの前監督、星野仙一さんが、マスコミの報道について噛み付いたそうです。
「政治報道に異議あり」 星野仙一テレビに噛みつく
http://www.j-cast.com/2007/09/18011416.html
星野さんらしい発言ですよね。星野さんが言うまでもなく、今回の安倍さんの辞任については、マスコミの報道がもたらしたもの(参院選の自民党大敗もそうでしょう)でしょうし、またそういった世論誘導に乗っかりやすくなった日本人の国民性の変化が、嘆かわしくもあります。第一、福田さんなんて過去の人、どっから持ち出して来たんですか?マスコミの組みやすい相手だから、「祭り上げたい」って言うだけの理由で、「福田有利」と騒いでいるんでしょうけどね。
日本のマスコミには「事実を公正に報道する」なんて意識はサラサラないでしょう。おそらく“キングメーカー”よろしく、「ペンの力にかかれば、世論誘導なんて「造作もないこと」程度にしか思ってないんでしょうね。まったくふざけた連中ですよ、マスコミって連中は。相場とかけ離れた高額な給料もらって、自分の書いた文章が多くの人に読まれて世論が変わっていく様を目の当たりにすれば、志の低い人間ほどそういう勘違いをおこしやすいのでしょうね。
そこへ行くと、タイゾー君、ちょっと見直しましたよ。
「勝ち馬に乗ることだけが勝ちだとはとても思えない。ましてや、派閥の親分が右だからと言って右に向くような、そんな先祖も驚きの先祖返りをするような選択しかできないようならば、はっきり言って政治家なんて誰でもできるじゃないか」
などと自身のブログで語っているそう。「勝ち負け」を話題にすること自体がそもそもどうか、とは個人的には思いますが、こういった派閥の集まりのようなところでは流されるだけのイメージがタイゾー君にはありましたから、それに乗らなかっただけでも「良くやった」と、褒めてあげたい気分です。
でも、そのうち武部とかに説得されて訂正しそうなところがタイゾークオリティですけどね(笑)