幕張の風

So-netブログ「From Makuhari~幕張の風」から移転しました。 仕事のこと、ニュースのこと、音楽のこと、野球はMarinesと高校野球中心に書きとどめたいことを書いて行こうと思います。

嬉しい評価。

北京オリンピック聖火リレーが、昨日長野で行われました。

逮捕者も数名出すなど、とても平和の式典のセレモニーと呼べる代物ではありませんでしたが、「国境なき記者団」のメナール事務局長は、日本の対応を評価するコメントをされました。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008042600416時事ドットコム


国境なき記者団」ホームページ http://www.rsf.org/
(トップページで希望する言語を選択してください。ちなみに日本語ページはありません)

彼らは、中国はその報道規制の酷さから、オリンピックを開催するにふさわしくない国であると、ボイコットを呼びかけています。

http://www.rsf.org/article.php3?id_article=25234

↑このページには北京オリンピックに関する世界で起こった事件などが書かれています。日本で報道されていないことも多いので、英語ですが一読されてみてはいかがでしょう。

ウィキペディアに、国境なき記者団の発表する世界報道自由ランキングが出ていますが、中国の評価は“レッドカード”級の163位、下から6番目です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%A2%83%E3%81%AA%E3%81%8D%E8%A8%98%E8%80%85%E5%9B%A3

日本のオリンピック聖火リレーは、逮捕者や妨害も相次ぎましたが、チベット人も中国人も同じく平等に自らの意見を自由に主張出来ていました。
日本に居るとこれが当たり前になってしまっていますが、世界的にみるとこれだけ開かれた国と言うのは、他に例がないでしょう。

教科書への検閲がどうの、教育への国家の干渉がどうの、史実を捻じ曲げているだなどと、根拠なき批判を繰り返している方々に対しても、何の迫害も制約も加えられていないですから、日本の民主主義はある意味、本当に自由だと思います。

この、「国境なき記者団」から受けた評価は、世界に向けて誇って良いと思うのです。もっとこう言った日本の“美点”を、積極的にアピールすべき時に、来ているのではないでしょうか。